ワンランク上のテレワークにぴったり! 13.4型「XPS 13」と4Kカメラを試してみた(5/5 ページ)
デル・テクノロジーズのモバイルPC「XPS 13(9310)」に有機ELモデルが加わった。オフィスや在宅ワークの質を大きく引き上げてくれる4K Webカメラもセットで使ってみた。
仕事もプライベートも快適に使える万能モデル
ここまで見てきたように、XPS 13はパワフルなCPUとIris Xe GraphicsによりWordやExcelといったビジネスアプリだけでなく、動画の鑑賞や仕事の息抜きとしてゲームまで使える万能モデルだ。4Kカメラについても、ワンランク上のミーティング体験を提供してくれる。4Kカメラは3万円を上回る価格がネックだが、金額なりの価値がある。上手にクーポンなどのキャンペーンを生かしたいところではある。
原稿執筆時、評価機の価格は期間限定の20%オフキャンペーンを適用することで、税込み25万8851円となっていた。メモリやストレージ容量、画面解像度などを抑えれば20万円を切る価格も可能だが、XPS 13(9310)を買うのであれば、懐事情が最優先ではあるものの、やはりスペックは妥協をしたくないところではある。
長引く不安定な勤務形態や社会環境が続くが、これからも働く場所の多様化に加え、ビデオ会議などの形態も併存することは間違いがない。それらに対するデバイスや環境を整えることで、より快適な日常と生産性アップを実現できる。このXPS 13と4Kカメラを使えば確実にワンランク上の環境を一度に手に入れられるだろう。
なお、本体の拡張性に不満を感じる場合は、「Dell パフォーマンス ドック」や「Dell Universal Dock」などのドッキングステーションを用意する手もある。多くのインタフェースが増えるので便利ではあるが、どうしても設置スペースが必要になる。
その点、「Dell USB-C モバイル アダプター(DA310)」なら、拡張性と運搬性ともに妥協せず満足できるお勧めのアイテムだ。価格は税込み1万3090円となるが、XPS 13の欠かせない相棒となるはずだ。
小型の丸いボディーに有線LAN(1000BASE-T対応/MACアドレスパススルー対応)、USB 3.1 Gen 2 Type-C×1(4K/30Hz)、USB 3.1 Gen 2 Type-A×2、HDMI 2.0(4K/60Hz)×1、DisplayPort(4K/60Hz)×1、アナログRGB(D-Sub 15ピン)の各端子がまとまっている
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