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サードウェーブが新コンセプトのノートPCを発表! 税込み10万円切りモデルも用意「raytrek」「THIRDWAVE」ブランドで提供(1/2 ページ)

サードウェーブは新コンセプトで作られたノートPC「raytrek X4-T」「THIRDWAVE F-14G」を発表した。天板は3方向からのヘアライン加工となる「トリニティ・ストライプ」が特徴

 サードウェーブは11月18日、新コンセプトで作られたノートPC「raytrek」「THIRDWAVE」を発表、同社直販サイトでは同日より、全国のドスパラ店舗では19日から販売を開始する。


新デザインのボディーで登場した「raytrek X4-T」

こちらは「THIRDWAVE F-14G」

 raytrekはクリエイター向け、THIRDWAVEは法人向けのPCだが、統一感のあるデザインでの登場となった。これについて同社は「ノートPCに求められているのはコストパフォーマンスだ」としながら、取り残されがちだったデザインや見栄え、そして所有する楽しさに着目した。他社との差別化を図るためにも「所有する楽しさ」と「快適な操作感」を提供する製品に仕上げたという。

 そこで外装品質やカラーリングバリエーションなどについて、共通プラットフォームを整備するとともに、14型の製品から、ブランド方向別にパッケージ化を図った。

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raytrek X4-TとTHIRDWAVE F-14Gに用意されたカラーリング。各モデル2色ずつ、合計4色での展開となる

「これがいい」よりも「これでいい」に着目

 一般用途向けに販売される「THIRDWAVE F-14G」(以下、F-14G)は、高級感のある仕上がりとともに、“買いやすい価格設定”をも考慮した製品だ。使う人全てに恩恵のある主要機能部分の充足に力を入れたという。

 今回発売されるF-14Gのこだわりポイントは以下の5点だ。

  • 所有する満足度のアップ
  • 質感の向上
  • 気持ちよく文字入力を行える環境
  • PCとしての基本機能充足
  • 経済的負担の軽減

 同社の製品は「これくらいのスペックであればこのような製品だろう」という意識で選ばれていることが多いという。その結果、スペックはもちろんだが価格も重要となってくる。今回はraytrekブランドと同じ外装デザインとすることでコストを抑えた。

 F-14Gでは「ラピスブルー」と「SAKURA」(限定色)という外装が用意されたが、その天板は3方向からヘアライン加工をする「トリニティ・ストライプ」が採用されており、高級感を持たせたデザインとなっている。なお天板に「THIRDWAVE」と入っていないのは同社の“こだわり”だ。


ラピスブルー

限定カラーのSAKURA

「トリニティ・ストライプ」の天板。3方向からの加工は技術的にも難しかったという。ダイヤモンドエッジの採用も目を引く

 そしてノートPCとしての基本機能もしっかりと作られている。キーボードは約19.6mmピッチを確保する他、キートップも均等なサイズになっており、打ちやすさも確保する。電源ボタンも右上の離れたところにあり、キー入力時に誤って押すことがないように作られている。そしてキーボードユニット底部に鉄板を敷くことで、心地よいタイプ感とともに、キー入力時のたわみを防いでいる。


ゆとりのあるキーボードを備える

 CPUには開発コード名「Tiger Lake」の第11世代Core i5-1135G7(4コア8スレッド、ターボ・ブースト時の最大周波数4.2GHz)を採用する。グラフィックスもIris Xe Graphicsで、メモリも16GB(DDR4-3200、増設不可)を搭載するので処理の重いアプリケーションでも十分にこなせる。

 液晶ディスプレイは、フルHD(1920×1080ピクセル)表示に対応したノングレアの14型液晶ディスプレイを採用する。

 この他のインタフェースとしては、映像出力とUSB PowerDeriveryに対応するThunderbolt 4端子を搭載している。無線LANもWi-Fi 6をサポートし、対応ルーターと組み合わせれば高速なインターネット接続が可能だ。

 こうした機能を凝縮しながら、ストレージがNVMe M.2 SSD 256GBのモデルで9万9980円(税込み、以下同様)、512GBモデルで10万4980円と手の届きやすい価格に抑えられている。

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