新デザインと新カラーを採用 Lenovoが新型Ryzenプロセッサ搭載の「ThinkPad Zシリーズ」を5月に発売:CES 2022(2/2 ページ)
Lenovoが、ThinkPad Zシリーズを“復活”させる。新しいZシリーズは、AMDの最新APU「Ryzen PRO 6000シリーズ」を搭載し、より広いビジネスユーザーに訴求すべく、従来のThinkPadからデザインの一部を変更すると同時に、環境配慮も盛り込んでいる。
ThinkPad Z13の特徴
ThinkPad Z13は、ThinkPad Zシリーズのモバイルモデルという位置付けである。ボディーカラーはBlack、Arctic Grey、Bronzeの3つが用意されている。Bronzeモデルの天板はリサイクル素材から作ったヴィーガンレザーとなる。
APUはRyzen PRO 6000シリーズの「Uプロセッサ(一般モバイル向け)」で、ThinkPad Z13“専用”の「Ryzen 7 PRO 6860Z」も選べる。メインメモリはLPDDR5規格で、最大32GBまで搭載できる。ストレージはSSDで、最大構成ではPCI Express 4.0接続の1TBのものを備える。
ディスプレイは13.3型で、以下のいずれかを選択できる。タッチ対応構成では、オプションのデジタイザーペンを用意することでペン入力も利用可能だ。
- WUXGA(1920×1200ピクセル)IPS液晶(最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー)
- WUXGA IPS液晶(最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー)、タッチ対応
- WQXGA(2560×1600ピクセル)有機EL(最大輝度400ニト、Dolby Vision対応、カラーキャリブレーション済み、ブルーライトカット対応)、タッチ対応
ポート類は左側面にUSB4端子を、右側面にUSB4端子と3.5mmイヤフォン/マイクコンボジャックを備えている。USB4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※2)とBluetooth 5.2に対応する。オプションでLTE(4G)通信モジュールも搭載可能だ。
(※2)6GHz帯での通信は一部の国/地域でのみ対応(非対応地域では2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fi 6で通信可能)
バッテリー容量は50Whで、最大15時間の連続稼働に対応している(※3)。ボディーサイズは約295(幅)×200(奥行き)×13.99(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.25kgとなる。
(※3)「MobileMark 2018」を利用して自社計測した値
ThinkPad Z16の特徴
ThinkPad Z16は、ThinkPad Zシリーズのパフォーマンスモデルという位置付けだ。ボディーカラーはArctic Greyのみとなる。
APUはRyzen PRO 6000シリーズの「Hプロセッサ(パフォーマンスモバイル向け)」を搭載する。Radeon RX 6500Mも備える構成では、APUと独立GPUに供給される電力を動的にコントロールする「AMD SmartShiftテクノロジー」にも対応する。
メインメモリはLPDDR5規格で、最大32GBまで搭載できる。ストレージはSSDで、最大構成ではPCI Express 4.0接続の2TBのものを備える。
ディスプレイは16型で、以下のいずれかを選択できる。タッチ対応構成では、オプションのデジタイザーペンを用意することでペン入力も利用可能だ。
- WUXGA IPS液晶(最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー)
- WUXGA IPS液晶(最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー)、タッチ対応
- WQXGA 有機EL(最大輝度400ニト、Dolby Vision対応、カラーキャリブレーション済み、ブルーライトカット対応)、タッチ対応
ポート類は左側面にUSB4端子×2とSDメモリーカードスロットを、右側面にUSB4端子と3.5mmイヤフォン/マイクコンボジャックを備えている。USB4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※2)とBluetooth 5.2に対応する。オプションでLTE(4G)通信モジュールも搭載可能だ。
バッテリー容量は70Whで、最大12時間の連続稼働に対応している(※3)。ボディーサイズは約355(幅)×238(奥行き)×13.95(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.97kgとなる。
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