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GoogleがChrome ウェブストアに拡張機能を認証する2種類のバッジを導入
米Googleが、「Chrome ウェブストア」に拡張機能やその作者を認証する2種類のバッジを導入した。
米Googleは4月20日(現地時間)、Google Chromeの拡張機能を提供する「Chrome ウェブストア」に、拡張機能やその作者を認証する2種類のバッジを導入した。Chrome ウェブストアには、ユーザーによる5つ星の評価機能を備えているが、今回Googleが導入するバッジはGoogleが認証して付与するものとなる。
1つ目は「Featured」(おすすめ)バッジだ。このバッジは、Chrome ウェブストアのガイドラインに沿って開発された拡張機能であることを示す。ガイドラインには、楽しく直感的に操作できることや、最新のAPIを使用していること、エンドユーザーのプライバシーを尊重することなどの条件が入っている。
さらに、Chrome ウェブストアにおける拡張機能の紹介ページが、質の高い画像を使用し、詳細な説明を入れたり、ユーザーにとって分かりやすく親切であったりすることも審査される。審査はChromeの開発チームが担当し、1つ1つ手作業で拡張機能を調べているという。
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もう1つは「Established Publisher」(認められた作者)バッジだ。作者の身元をGoogleが確認できて、Googleサービスの利用実績において良好な結果を出していること、デベロッパー・プログラム・ポリシーを順守していることを確認できたら付与するものだ。
これら2つのバッジは金銭で購入できるものではない。ただし、Featured(おすすめ)バッジの審査を申し込むことはできる。
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