ゲーム配信だけでなくビジネス用途でも使える! キャプチャーユニット「TUF Gaming Capture Box-FHD120」を試す(1/3 ページ)
ASUS JAPANから、6月3日に新型キャプチャーユニット「TUF Gaming Capture Box-FHD120」が発売される。実機を使ってゲーム配信やビデオ会議に使って見た。
ASUS JAPANのキャプチャーユニット「TUF Gaming Capture Box-FHD120」は、同社のゲーミングデバイスブランド「TUF Gaming」の特徴であるシンプルな外観を備えつつ、4K(3840×2160ピクセル)/60fpsでの配信や、フルHD(1980×1080ピクセル)/120fpsでの映像キャプチャーが可能な製品だ。
PCや家庭用ゲーム機、ヘッドセットやコントローラーをつなぐだけで、手軽に配信したりPCにゲーム動画を取り込めたりできるのが魅力となっている。
2021年に発売された「TUF GAMING CAPTURE BOX-CU4K30」の後継モデルで、OBSの認証を取得している。発売は6月3日からとなっているが、ここでは本製品を「どんな場面で有用か」「どんな使い方ができるか」を検証した。
外観はシンプルだがライティングがアクセントに
本製品のボディーサイズは約115(幅)×90(奥行き)×21(高さ)mmで、重量は約140g(実測値も同じ)と小型で軽い。筆者が普段使用しているキャプチャーユニットや、フルHD解像度で60fps出力が可能な他社製品と比べても同程度のサイズと重量だ。底面はアルミニウムで冷却機構を兼ねており、その他の面は銀色の樹脂製となっている。
ボディーの天面はRGBライティング対応のLEDが内蔵されており、TUF Gamingのロゴが接続状態に合わせて発光する。初期設定は少し明るめに感じたが、動作確認ができるのでそのあたりは便利であると言えよう。
インタフェースは従来モデルと共通
インタフェースは、ボディー前面にヘッドセット(マイク入力/音声出力)とコントローラー用(マイク出力/音声入力)の3.5mm端子が1基ずつ配置され、PCとは背面のUSB Type-C(USB 3.2 Gen 1x1)端子で接続し、HDMI 2.0の入出力端子を同じく背面に配置している。HDMI端子は距離を離して配置されており、入出力の両方がしっかりと印字されていて分かりやすい点に好感が持てる。
ヘッドセット端子にマイクなどを接続すると、後述する配信アプリ「OBS Studio」などへの出力時にゲームの音と同時にマイク音声を出力できる。コントローラーを接続する端子は「パーティーチャット」として用意されており、ここにマイクなどの音声入力をつなぐとチャットが可能だ。
続いて、ユーティリティーソフトなどを見ていこう。
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