ニュース
AdobeがPhotoshopの無料Web版をカナダでテスト提供開始
米Adobeが、Web上で無料で利用できる「Photoshop」のテストをカナダで開始した。
米Adobeが、Web上で無料で利用できる「Photoshop」のテストをカナダで開始した。より多くの人にPhotoshopを使ってもらい、有料版の契約に繋げるのが狙いのようだ。
米The Vergeによると、このサービスを「フリーミアム」と表現しており、有料契約者向けの一部機能は使えないものの、Photoshopのコア機能と見なされる部分は無料で利用できる。PhotoshopのWeb版は、同社のCreative Cloud加入者向けにβ版として提供されているが、無料版ではAdobeアカウントがあれば誰でも利用可能となる。
Web無料版のカナダ以外への展開時期は不明だが、今後、より多くの人に提供予定だとしている。
advertisement
関連記事
「Photoshop」と「Lightroom」がパワーアップ 「Adobe Creative Cloud」にアップデート
アドビのサブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」にアップデートが配信された。今回はPhotoshopやLightroomといったフォト製品に対する機能改善/追加が中心となる。もっと気軽にコンテンツ作成を――アドビが「Creative Cloud Express」を投入 モバイル+Web対応で無料プランもあり
アドビがモバイル/Webブラウザ向けに提供しているコンテンツ制作ツールが「Creative Cloud Express」としてリブランドされることになった。AI技術「Adobe Sensei」などを活用した機能強化も図られており、誰でも簡単にプロ並みのコンテンツを制作できることがポイントだ。「Adobe Creative Cloud Web」の招待制βがスタート Webブラウザ版「Photoshop」「Illustrator」も登場
Adobeがイベント「Adobe MAX 2021」に合わせて新サービス「Adobe Creative Cloud Web」の招待制βを開始した。クラウドを介してコンテンツ制作のコラボレーションを円滑化することを目的としており、一般ユーザーには2022年から順次正式なサービスとしてリリースしていく予定だ。「Adobe Creative Cloud」が2021年版に AI機能やコラボレーション機能を強化 ヘルプ機能も充実
Adobeの有料サブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud(Adobe CC)」がメジャーバージョンアップした。2019年に引き続きAI機能の強化を進めた他、クラウドを介したマルチデバイス利用における利便性向上や、ヘルプ/チュートリアル機能の拡充も行っている。「Adobe Creative Cloud」が2020年版に クラウド対応を強化 機能追加やパフォーマンス改善も実施
Adobe(アドビ)の有料サブスクリプションサービス「Creative Cloud」の各種アプリが2020年版に。新機能の追加はもちろん、従来からある機能の改善も図っている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.