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Gmailの新しいインタフェースが標準設定に 個人アカウント含めて順次展開
Googleはメールサービス「Gmail」の新インタフェースがデフォルト設定になると発表した。Google Workspace利用者を対象に、順次ロールアウトされる。
Googleは6月28日(現地時間)、同社のメールサービス「Gmail」の新インタフェースを標準設定として展開を開始した。即時リリースドメイン/計画的リリースドメインとも既に展開が始まっており、利用可能になるまで最大で15日かかるとしている。
2022年1月に発表されたGmailの新UIでは、これまでGmailメニューの下に表示されていた「Google Chat」や「Google Meet」、「Google Spaces」などのメニューが左端に並び、すっきりと整理された印象を受ける。このメニューを利用しない場合には非表示にすることもできる。
これまで、Google Workspaceのユーザーは、設定から有効にすれば利用できるオプトイン方式で提供されていた。今後は、標準で新UIが有効となり、設定から旧インタフェースを選択できるオプトアウト方式となる。また、Googleの個人アカウントも対象となった。
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ただし、もともとGmailを利用できないGoogle Workspace Essentialsは対象外だ。
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