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Wi-Fi専用の10.4型「HUAWEI MatePad」に新モデル 税込み4万1800円HarmonyOS 2搭載

ファーウェイ・ジャパンが、10.4型タブレットの新モデルをリリースする。2021年モデルのリファインモデルだが、スペックアップした部分とスペックダウンした部分があるので注意しよう。

 ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は7月26日、10.4型タブレット「HUAWEI MatePad」の新モデル(BAH4-W09)を発売する。税込みの想定販売価格は4万1800円となる。


HUAWEI MatePad

新モデルの概要

 MatePadの新モデルは、2021年モデル(MatePad 10.4)のスペックを見直したリファインモデルとなる。

 プロセッサ(SoC)は自社製の「Kirin 710A」で、2021年モデルの「Kirin 820」と比べるとスペックが少し低下している。メインメモリは4GBで据え置きだが、内蔵ストレージは128GBと倍増している。最大512GBのmicroSDメモリーカードの増設にも対応している。

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 ディスプレイは10.4型IPS液晶で、ハードウェアベースのブルーライトカット機能に加えてフリッカーフリー(明滅抑制)機能も備えた。「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」によるペン入力にも対応している。Bluetooth接続の純正カバーキーボード(US配列)も別売で用意している。なお、ペンとキーボードは別売だ。

 OSはAndroidをベースに自社開発した「HarmonyOS 2」となる。自社のアプリストア「HUAWEI AppGallery」からアプリを追加できるが、「Google Play」には対応しない。


ディスプレイは10.4型IPS液晶だが、新たにフリッカーフリー表示に対応した

ペンとBluetooth接続のカバーキーボードも別売で用意される(写真のキーボードはスペイン語配列だが、日本ではUS配列の製品が販売される)

 アウトカメラ(AF対応/LEDライト付き)は、センサーの画素数が約800万画素から約1300万画素に引き上げられた。インカメラは約800万画素(固定フォーカス)のまま据え置かれている。スピーカーは4基構成で、Harman/Kardon(ハーマンカードン)の監修を受けた他、独自の音響技術「HUAWEI Histen 7.0」によって没入感を高めているという。マイクは3基搭載している。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)とBluetooth 5.1に対応する。2021年モデルとは異なりWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)には対応しないので注意しよう。外部ポート(充電端子)はUSB 2.0 Type-Cを備えている。

 バッテリー容量は7250mAhで、付属の充電器を使うと約2.5時間で満充電にできる。ボディーサイズは約245.2(幅)×154.96(高さ)×7.35(厚さ)mmで、重量は約450gとなる。


背面の印象は2021年モデルと変わらないが、アウトカメラはセンサーの画素数を引き上げている

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