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Mac向け「Microsoft Teams」アプリがApple Siliconにネイティブ対応 M1/M2 Macでのパフォーマンスを改善

Mac(macOS)向けのMicrosoft TeamsアプリがApple Siliconへのネイティブ対応を果たした。これにより、M1チップやM2チップを搭載するMacにおけるパフォーマンスアップを期待できる。ただし、ネイティブ対応アプリは順次展開となるため、早めに入手したい場合はプレビュープログラムに参加する必要がある。

 Microsoftは8月3日(米国太平洋夏時間)、Apple Silicon(M1チップ/M2チップ)に最適化されたMac向け「Microsoft Teams」アプリの配信を開始した。今後数週間に渡り、段階的に展開される予定だ。


Mac版Microsoft TeamsアプリがApple Siliconにネイティブ対応

 従来のMac向けアプリは、Apple Siliconへの最適化が行われておらず、Apple Siliconを搭載するMacではmacOSに内包されたバイナリ変換機構「Rosetta 2」を介して利用する必要があった。起動が遅いなどデメリットもあることから、ユーザーからApple Siliconへの最適化を求める声が多かったという。

 今回の対応によって、Apple Siliconを搭載するMacでは起動速度を始めとする各種パフォーマンスが大きく改善する。従来のIntel CPU向けのコードも引き続き内包するため、搭載するCPUを問わず最適な状態で使えるようになった。

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 なお、Apple Siliconに最適化されたMicrosoft Teamsアプリは、先述の通り順次展開となる。「今すぐインストールしたい」という人は、プレビュープログラムに参加することでいち早くアップデートを受け取れる。


Apple Siliconに最適化されたアプリをすぐ入手するには、パブリックプレビューに参加する必要がある

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