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Microsoft Teamsで外部との共有/コミュニケーションが可能に 「共有チャネル」の一般提供開始
コミュニケーションツール「Microsoft Teams」でパブリックプレビューとして公開されていた「共有チャネル」を、一般提供に移行すると発表した。
Microsoftは7月19日(現地時間)、ビデオ会議ツール「Microsoft Teams」でチーム外メンバーとのコラボレーションを容易にするMicrosoft Teams Connectの「共有チャネル」を一般提供に移行すると発表した。8月中旬までに展開を完了する予定となっている。
共有チャネルは、2022年3月にパブリックプレビューを開始した新機能だ。Teamsでは通常、組織内でチームを作成し、チーム単位で運用するが、これまでチーム外あるいは組織外のメンバーと共同作業を行う簡単な方法がなかった。共有チャネルはこれを可能にするものだ。
なお、同様の機能は、競合サービスとなるSlackでも「Slack Connect」として提供されており、TeamsがSlackに追従した形だ。
共有チャネルの一般提供開始に合わせて、いくつかの機能も追加されている。
- アプリ開発者が共有チャネル用のアプリを構築可能に
- 共有チャネルの数を50→200に増加
- メッセージング体験を改善
- セキュリティ設定のデフォルトでAzure AD B2B直接接続ユーザーに対応
- 管理者レポートの強化
- モバイルアプリをサポート
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