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「Zoom」の管理者機能にアップデート より細かいユーザー管理を実現 1080pライブストリームも簡単に
Webブラウザ版の「Zoom」にアップデートが行われた。管理者機能の強化がメインで、従来は事前連絡が必要だった1080p配信も連絡なしで行えるようになる。
Zoomは7月17日(米国太平洋夏時間)、Web会議サービス「Zoom」のWeb版クライアントをアップデートした。このアップデートでは、主に管理者向けの機能強化が行われている。
管理者向けの主な機能強化は以下の通り。
- 会議やウェビナーの「高度な投票」「クイズ」中にホストが画像のアップロードすることを禁止可能に
- アカウント、グループ、ユーザーレベルで設定可能
- アカウント、グループレベルで設定の固定も可能
- 外部ユーザーにチャットの保存を許可するかどうかを指定可能に
- 8月9日に行われるサーバのアップデートをもって対応となる予定
- 「ウェビナーテンプレート」の作成をサポート
- グループ/ユーザーレベルの設定をあらかじめ設定して反映可能
加えて、ライブストリーミングにおいて、1080p(フルHD/1920×1080ピクセル)での配信を管理者側の設定だけで利用できるようになった(従来はZoomサポートへの連絡が必要だった)。なお、720p(HD/1280×720ピクセル)以上の解像度で配信を行う場合は有料アカウントが必要で、フルHDでの配信はビジネスアカウントまたはエンタープライズアカウントが必要となる。
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