ファーウェイのWi-Fi 6ルーター「HUAWEI WiFi AX3」のIPoE対応版を発売 税込み8800円:モバイルルーターにも新製品
ファーウェイがWi-Fi 6ルーター「HUAWEI WiFi AX3」のマイナーチェンジ版を投入する。昨今日本で導入が進むIPoE方式によるインターネット接続をサポートするという。
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は10月下旬、無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX3 NEW」を発売する。税込みの想定販売価格は8800円となる。
HUAWEI WiFi AX3 NEWは、2020年10月に発売された「HUAWEI WiFi AX3」のリニューアルモデルで、WANポートがIPoEによるインターネット接続を新たにサポートしている。IPoE接続は「国内の主要なISPが採用する規格をカバーしている」という。
その他の主要仕様に変更はない。Wi-Fi 6規格利用時の最大通信速度(理論値、以下同)は5GHz帯で2402Mbps、2.4GHz帯で573Mbpsとなっている。有線ポートは全て1000BASE-T規格で、WAN側に1基、LAN側に3基用意している。
なお、既存モデルに対してIPoE接続に対応するアップデートを行うかどうかは未定とのことだ。
モバイルルーターにも新製品
ファーウェイ・ジャパンは9月30日、モバイルルーター「HUAWEI Mobile WiFi 3」を発売する。税込みの想定販売価格は、1万4960円となる。
HUAWEI Mobile WiFi 3は2020年7月に発売された「HUAWEI Mobile WiFi E5785」の後継製品で、LTEネットワークにおける最大通信速度を100Mbpsに引き上げた他、無線LANの最大同時接続台数も32台に増やしている。加えて、ルーターをVPNに接続する機能も追加した。
その他の主要な仕様は、HUAWEI Mobile WiFi E5785と変わりない。
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