1万円ちょっとでワンランク上のビデオ会議を実現! 「JBL Quantum Stream」を試す(3/4 ページ)
JBLから、USBマイク「JBL Quantum Stream」が発売された。ゲーミング用と位置づけられ、ゲームプレイや配信時に役立つ本製品だが、ビデオ会議やオンライン学習でも重宝する。実機を試してみた。
設定はユーティリティーの「QuantumENGINE」を利用
JBL Quantum Streamには設定用の「QuantumENGINE」(Windows 11/10用)が用意されており、JBL Quantum Streamの公式Webサイトからダウンロードする。先ほど紹介したマイクのコントロールはこちらでも可能だ。
QuantumENGINEは「マイク」「指向特性」「イコライザー」「RGBライティング」「システムソフトウェア」の5項目があり、それぞれの設定や操作を行える。
「マイク」ではマイクのオン/オフが操作や、マイク音量の調整、サイドトーンの調整が可能だ。サイドトーンとは、マイクに入っている音声を、3.5mmのイヤフォンジャックに接続したイヤフォンやヘッドフォンにフィードバックするもので、自分の音声がどのように聞こえているのかをチェックできる。その際の音量は3段階で変更可能だ。
「指向特性」では単一指向性か全指向性かを選べる。これは先ほど紹介した通り、ボリュームダイヤルを長押しすることでも切り替えられる。
「イコライザー」では「FLAT」「CONFERENCE」「MIC BOOST」「STREAMING」「STUDIO」の5つのプリセットがあり、それぞれを変更してイコライザーの効果を付与できる。また250Hzから4KHzまで、5段階での調整が可能で、それぞれのバーをスライドすれば自分好みの音質を選べる。
「RGBのライティング」では、本体下部のRGBライティングユニットの発光をコントロールする。マイクミュートでは赤、ミュート解除では緑がデフォルトだが、ライティングには6種類のパターンが用意されており、そこから選んで違う光り方を設定できる。
この他、マイクミュートとミュート解除済みの両方で、発光のテンポを2秒から10秒のサイクルで10パターンに分けて、指定した色で光らせることも可能だ。
「システムソフトウェア」では、ファームウェアやアプリのバージョン確認と更新を行う。
最後に、さまざまなモードで音質をチェックしてみよう。
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