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片手で持てる超小型デスクトップPC「MousePro-M600F4」をホテルで使って分かったこと(1/2 ページ)

マウスコンピューターの法人向けデスクトップPC「MousePro-M600」シリーズは、片手で楽に持てる超小型ボディーが特徴だ。今回はそのボディーを生かし、出張先のホテルで使ってみた。

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 マウスコンピューターの「MousePro-M600F4」は、法人向けデスクトップPCの中で最もコンパクトなボディーを備えているのが特徴だ。ボディーサイズは、約19.4(幅)×15.3(奥行き)×2.8(厚さ)cm、重量も実測591gと、単行本程度の大きさと重さに収まる。

 ネットワーク環境としては、有線LANに加え、無線LANはWi-Fi 6に標準で対応し、Bluetooth 5.2も利用可能だ。

単行本サイズの超小型デスクトップPC

 製品単体のレビューは別記事で紹介しているので、ここでは小型ボディーを生かして外に持ち出してどこまで利用できるのかを試してみた。

マウスコンピューター MousePro-M600F4
マウスコンピューターの超小型デスクトップPC「MousePro-M600F4」。写真は、付属の縦置き用スタンドを取り付けた状態だ
マウスコンピューター MousePro-M600F4
こちら縦置き用スタンドを省いた状態
マウスコンピューター MousePro-M600F4
スリムなボディーが際立つが、拡張性は豊富だ。本体正面にUSB 3.0 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-C×1、SDメモリーカードリーダーが配置されている(左)、背面にはHDMI出力やアナログRGB出力(D-Sub 15ピン)の各端子、1000BASE-T対応の有線LAN、ヘッドフォンやマイクロフォンジャック、ケンジントンロックがある(右)
マウスコンピューター MousePro-M600F4
付属のACアダプターも片手で収まるサイズだが、電源ケーブルは3ピンタイプでやや太い。持ち運ぶ際はショートタイプのケーブルなどを使いたい

モバイルディスプレイとキーボード/マウスを持ってホテルにGo!

 働く場所が日々異なるハイブリッドワーク環境では、一般的にノートPCが利用される。ビデオ会議で使うカメラやマイク、スピーカーなども内蔵しているのでうってつけではあるのだが、画面のサイズや入力環境、拡張性などで制限を受ける場合も多い。

 その点、デスクトップPCならそれらの周辺機器を別途用意する必要はあるが、自分の好みや用途に合ったデバイスを利用できるのが何より大きい。

 今回はこのMousePro-M600F4を中心に、モバイルディスプレイとキーボード/マウスの他に、Webカメラやマイクなどを持ち出して業務を継続できるかを試してみた。

マウスコンピューター MousePro-M600F4
出張先で利用したビジネスホテル。42型の薄型TVが用意されていたが、固定位置が高いので机上にPCを置いて利用するのには不向きだった
マウスコンピューター MousePro-M600F4
今回用意したメイン機材。ポーチの中にMousePro-M600F4とACアダプター、電源ケーブルやHDMIケーブル、マウスなどが入っている。その下に15.6型のモバイルディスプレイ、そして小型キーボードの「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」を持ち出した
マウスコンピューター MousePro-M600F4
モバイルディスプレイは、15.6型で1920×1020ピクセル(フルHD)表示に対応したCIOの「CIO-MBMN1080P」だ
マウスコンピューター MousePro-M600F4
キーボードは、PFUのHappy Hacking Keyboard生誕25周年特別記念モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」を用意した
マウスコンピューター MousePro-M600F4
小型マウスはロジクールの「POPマウス」(M370)だ
マウスコンピューター MousePro-M600F4
マイクはUSB接続の「JBL Quantum STREAM」を使った
マウスコンピューター MousePro-M600F4
ビデオ会議の要となるカメラには、シスコシステムズの4K対応カメラ「Webex Desk Camera」を小型三脚に装着して使った。Windows Helloに対応しているので便利だ

 早速、これらのデバイスをセットアップして使って見よう。

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