リモート会議やオンライン授業も快適に! 長く使えるノートPC「mouse B5-i7-H」を試す(1/3 ページ)
マウスコンピューターの15.6型スタンダートノートPCに、Windows 11を搭載した「mouse B5-i7-H」が加わった。実機をさまざまな角度からチェックした。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による最初の緊急事態宣言から2年近くが経過した。この間、テレワークやオンライン授業が急速に普及し、自治体への申請からエンタメ鑑賞までサービスのデジタル化、オンライン化が進んでいる。自宅でPCを使う時間が増えているだけに、使うPCの性能や機能が日々の生活の質を左右するようになってきている。
一方、PCでは新しいOSのWindows 11が登場した。見た目が洗練されただけでなく、使い勝手も向上している。PCを購入した後で、このような大型アップデートが来てしまうと残念な思いになるが、逆に大型アップデートの直後というのは購入のキッカケとしては悪くない。古いPCを使っている人、新規でPCの導入を考えている人が新たなPCを導入するには良いタイミングだろう。
この機会に、テレワークやオンライン学習などを快適にするために新たにPCを導入したいと考えている人に、有力な候補としてお勧めできるのが、マウスコンピューターの「mouse B5-i7」シリーズだ。15.6型の大画面とキーボードなど余裕の基本性能を備えており、長時間使っていてもストレスや疲労がたまりにくい。それでいてボディーの奥行きが短く手頃なサイズにおさまっているため、職場や学校、あるいはカフェなどに持ち出して使うにも都合が良い。
いくつかのバリエーションがある中で、Windows 11搭載の評価機「mouse B5-i7-H(プレミアムモデル)[Windows 11]」を入手したので、内容をじっくりみていこう。
マウスコンピューターの「mouse B5-i7-H」は、在宅ワークや学習用途にぴったりのノートPCだ。15.6型の大画面ながら約1.68kgと室内の移動も容易で使いやすく、基本性能にも余裕があるため、ストレスなく快適に利用できる
大きな画面と持ち運べるサイズを両立 扱いやすいボディー
シルバーカラーのボディーは、横長のフォルムが印象的だ。特別に小さく薄いというわけではないが、15.6型と大きな画面を搭載しつつ、あまり場所をとらず、扱いやすいサイズにまとまっている。天板と底部にはアルミニウム合金を採用しているため頑丈さも十分で、持ち出しが必要な時にはサッと持ち出すことができる。
この横長のフォルムはテレワーク、モバイルワークと相性が良い。オフィスのデスクに比べて、一般的な家庭用のテーブルは奥行きが短いことが多い。また、新幹線などに据え付けられている折りたたみテーブル、カフェのテーブル、大学の講堂にある机などもやはり奥行きが短い。そういった場所で奥行きが長いPCだと少し窮屈に感じるが、本製品のボディー(奥行きが約24mm)はビジネスや学習におけるさまざまなシーンでも自然にフィットする。
見やすい15.6型フルHDの画面を採用
在宅ワークを実施すると改めて見直されているのが、画面のサイズと表示の大きさだ。在宅ワークや学習用途では、毎日ほぼ長時間利用することになるだけに、ストレスにならない、疲労の原因にならないということが重要で、場所をとらない範囲で大きいほうが望ましい。
その点で本製品の15.6型画面はちょうどいい。画面解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)と標準クラスで、詳細なスペックの記載はないが、視野角も広めで視認性は非常に良好だ。表面は非光沢のノングレア仕上げで、眼精疲労の原因になりやすい照明などの映り込みも抑えられている。
テンキー付きで数値入力もはかどるキーボード
在宅ワークや学習用途ではキーボードで長文を入力する機会もあるだろう。窮屈なキーボードでの作業はストレスや疲労の原因になるだけに、キーの間隔が十分にあって打ちやすいキーボードを搭載していることは必須条件だ。
その点、本製品は横長のボディーを生かして、テンキー付きのゆとりのあるキーボードを搭載している。キーピッチは約19mmと十分な間隔があり、カーソルキーやテンキーを少し離して配置するなどミスタイプしにくい配慮も見られる。
テンキーがついているのもポイントで、経理や事務などの数値入力作業もスピーディーにこなすことができる。
キーストロークも約1.8mmと深めで、スイッチも反発が強すぎることがないよう適度に調整されている。
続いて、インタフェース回りのチェックしつつ、ベンチマークテストで本製品の実力を見ていく。
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