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「dynaDesk DT200」にLTSC版Windows 10プリインストールモデル登場
Dynabookが、Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021(64bit版)をプリインストールするデスクトップPCを発売した。主に、機能アップデート(大型更新)を嫌う用途や、オフラインで長期間運用される工場などでの運用を想定しているという。
Dynabookは11月30日、法人向けデスクトップPC「dynaDesk DT200/IoT」を発売した。価格はオープン設定となる。
dynaDesk DT200/IoTは、9月に発売された「dynaDesk DT200」をベースに、プリインストールOSを長期間安定運用を重視した「Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021(64bit版)」としたモデルで、メインメモリとストレージの構成が異なる基本モデルが2種類用意されている。
主な仕様は以下の通りだ。
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- CPU:Core i3-12100(Pコア4基8スレッド/3.3GHz~4.3GHz)
- メインメモリ:DDR4-3200 UDIMMスロット×4(最大128GB)
- 8GBモデルは8GBモジュール×1を搭載
- 16GBモデルは8GBモジュール×2を搭載
- ストレージ:PCI Express接続SSD+Serial ATA接続2.5インチHDD
- 8GBモデルは256GB SSDを搭載
- 16GBモデルは256GB SSDと1TB HDD×2を搭載(HDDはRAID1構成)
- 拡張スロット:PCI Express(ロープロファイル)×4
- x16スロット×1+x4スロット2+x1スロット×1
- 拡張ポート類
- 正面:USB 3.2 Gen 2 Type-A端子、USB 3.2 Gen 1 Type-A端子×3、USB 3.2 Gen 2 Type-C端子(※1)、イヤフォン/マイクコンボ端子
- 背面:HDMI出力端子、D-Sub(アナログRGB)出力端子、DisplayPort出力端子、USB 3.2 Gen 2 Type-A端子×2、USB 2.0 Type-A端子×2、有線LAN(1000BASE-T)端子、音声入力端子、音声出力端子
- ワイヤレス通信:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)/Bluetooth 5.2
- ボディーサイズ:約100(幅)×310(奥行き)×325(高さ)mm
- 重量:約5.2kg
(※1)映像出力対応
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