レビュー

ゲーミングノートPCはここまできた! ASUS JAPANの「ROG Strix SCAR 18 G834JY」を試す(3/6 ページ)

ASUSが「CES 2023」でグローバル発表したハイエンドゲーミングノートPCを日本国内で発売する。ここでは、フラッグシップモデルとなる「ROG Strix SCAR 18」を試した。

最大グラフィックスパワーは175W! Optimus解除も可能

 ハイスペックだけに冷却機構も特別だ。熱伝導率に極めて優れた液体金属グリスを導入しているのに加え、トリプルファンの大規模な冷却システム(Frost Forceテクノロジー)を導入する。背面の広範囲に展開し、218枚もの極薄放熱フィンを備えた全銅製の「Pulsarヒートシンク」、根本と先端の厚みを変えることで乱気流を減らすことでエアフロー効率と静音性を両立する「Arc Flowファン」といった先進の技術が採用されている。


大型のヒートシンクと3基の冷却ファンを使ってシステムを冷却する

冷却ファンのArc Flowファンの採用で冷却性能と静音性のバランスをとる

 プリインストールのArmoury Crateユーティリティーでは、「Turbo」「Performance」「サイレント」と3種類の動作モードが選べる。Turboモード時はCPU 55W+GPU 175Wでの動作が可能で、GeForce RTX 4090のパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。CPUも単独負荷時は最大175W(PL2=短時間のリミット)での動作が行える設計になっているという。

 さらに、Armoury Crateには、システムの動作モードとは別に4種類の「GPUモード」が用意されている。これを「Ultimate」にすると、GPUのパフォーマンスをさらに開放できる。OS標準の「スタンダード」や「エコモード」では、「NVIDIA Advanced Optimus」によってCPU内蔵GPU(Intel UHD Graphics)とNVIDIA GPUを最適に切り替えられるが、Ultimateにした場合は本体ディスプレイにGPUが直結され、常にNVIDIA GPUが利用される。消費電力は上昇するが、GPUスイッチのロスがなくなることでパフォーマンスはさらに向上する。

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Armoury Crateでシステムの動作モードを選択できる。TurboモードではCPU 55W、GPU 175Wで動作するという

通常は「NVIDIA Advanced Optimus」によって、CPU内蔵GPUとNVIDIA GPUが最適に切り替えられるが、GPUモードを「Ultimate」にすることでGPUとディスプレイが直結される。CPU内蔵GPUが使われないため消費電力が増えるが、パフォーマンスはさらに向上する

CPUとGPUのパワーリミット(ASUS JAPAN提供資料からの抜粋)

240Hz対応の18型液晶ディスプレイにクアッドスピーカーを搭載

 18型液晶ディスプレイ(ROG Nebula Display)の画面解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)で、映り込みのないノングレア仕様だ。非表示部を最小限に抑えたスリムベゼルデザインによって、画面占有率は89%を達成している。高解像度の精細な表示と合わせて、最高の臨場感、没入感を得られる。

 240Hzの高速リフレッシュレート、3msの高速な応答速度に対応する。FPSや格闘タイトルなど、一瞬の動きや反応の見極めが勝負を分けるゲームも有利な条件でプレイできる。リフレッシュレートをフレームレートに合わせる「G-SYNC」にも対応しており、テアリングと呼ばれる画面の乱れや、カクつきを抑えることが可能だ。

 また、最大輝度500ニトの高輝度仕様でDCI-P3で100%カバーと色域も広く、ゲーム以外のエンターテインメント、クリエイティブ用途でも活用できる仕様を備えている。

 ヒンジ部と前部底面に2組のステレオスピーカを内蔵するクアッドスピーカーとなっており、サウンドの迫力も十分だ。Dolby Atmosにも対応しており、対応コンテンツでは臨場感あるサラウンドサウンドを楽しめる。


液晶ディスプレイのサイズは18型で、画面解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)となる。映り込みのないノングレア仕様だ。輝度は500ニト、色域はDCI-P3を100%カバーする

リフレッシュレートは最大240Hzに対応する。応答速度も3msと速く、残像感のない滑らかな表示が可能だ

ディスプレイ同期技術の「G-SYNC」にも対応しており、フレームレートとリフレッシュレートのギャップから生じるテアリング(描画の乱れ)や、スタッタリング(カクつき)を防げる

 入力環境やインタフェース回りはどうなのだろう。

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