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ゲーミングノートPCはここまできた! ASUS JAPANの「ROG Strix SCAR 18 G834JY」を試す(5/6 ページ)

ASUSが「CES 2023」でグローバル発表したハイエンドゲーミングノートPCを日本国内で発売する。ここでは、フラッグシップモデルとなる「ROG Strix SCAR 18」を試した。

ベンチマークテストで最強を証明

 ベンチマークテストの結果を見よう。特に言及がない限り、Armoury Crateで選択できる動作モードはTurbo、GPUモードはUltimate、Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」を選択している。

 参考として、Core i7-12700HとGeForce RTX 3060 Laptop GPU(グラフィックスメモリは6GB)を搭載したASUS JAPAN「Zenbook Pro 16X OLED(UX7602)」、Core i7-13700KFとGeForce RTX 3070(グラフィックスメモリは8GB)を搭載したマウスコンピューターのデスクトップPC「G-Tune PP-Z」のスコアも掲載している。


ベンチマークテストに利用したモデルの主なスペック

 CPUの馬力がストレートに現れるCINEBENCH R23のスコアを見ると、本製品の怪物ぶりが分かる。Core i7とはいえ、同世代のデスクトップPCのスコアも軽々と上回るのは驚きだ。

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 CPU、GPUの馬力を見るテストとして、Blender Benchmarkも見てみよう。CPUレンダリングでは、やはり3つのシーンともCore i7-13700KF搭載のデスクトップPCを上回っている。GPUレンダリングはGeForce RTX 3070を備えたデスクトップPCに対して圧勝だ。Core i9-13980HX、GeForce RTX 4090 Laptop、どちらのポテンシャルもしっかりと引き出していることが分かる。

 その他の定番テストの結果はご覧の通りだ。Core i7-13700KF+GeForce RTX 3070搭載のデスクトップPCと比べても悪くて互角、3D描画系のテストでは圧勝という結果だ。


CINEBENCH R23のスコア比較。マルチスレッド性能を示すCPUスコアでは、Core i7-13700KF搭載のタワー型PCも軽々と上回っている

Blender Benchmark(CPU)のスコア比較。こちらも全項目でCore i7-13700KF搭載タワー型PCを上回る

Blender Benchmark(GPU)のスコア比較。NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop GPUを搭載するだけに、GeForce RTX 3070搭載のタワー型PCに圧勝している

PCMark 10のスコア比較

PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア(画面輝度は50%)。こちらのテストにおけるArmoury Crateの動作モードは「Performance」、GPUモードは「スタンダード」、Windows 11の電源設定「バランス」で実施した

UL Procyon Benchmark Suitesのスコア。Lightroom Classicの環境設定で「書き出しにGPUを使用」を選択している

 最後に、ゲームタイトルベースのテストを行った。

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