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PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」で始めるHHKBライフ~無刻印への道(2/5 ページ)

PFUの小型キーボード「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S」の最新版となる、「雪」モデル。HHKBの歩みから本モデルの特徴、さらにはHHKBへの“くら替え”から無刻印への歩みをまとめた。

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HHKB Professional HYBRID Type-S 雪をチェック!

 つまり、HHKB Professional HYBRID Type-S 雪は

  • 静電容量無接点方式
  • USB/Bluetooth両対応
  • 高速性/静粛性
  • 雪カラー

 を全て盛り込んだ、現時点でのHHKB最上位モデルということになる。


パッケージは雪をイメージした白箱に大きくHYBRIDの筆文字が浮かぶ

全てのキートップ面を中央方向に向けたシリンドリカルステップスカルプチャで、チルトスタンドは2段階だ

底面には接続切り替えやペアリングの操作手順、ディップスイッチの設定内容など、外出先などで重宝する情報がぎっしりある

USB接続用のType-Cコネクター(ケーブルは別売)。HHKB Professional BTでは給電専用だったが、HHKB Professional HYBRIDではUSB接続にも対応する

電源ボタンにはBluetoothのアイコンも印字されているが、Bluetoothのペアリングボタンとして動作するのは、初めてBluetooth接続するときのみだ

単3形アルカリ乾電池2本で約3カ月利用できる。USBからの給電も可能だ

限定版と通常版の違い

 今回の通常版では、雪カラーの4つのモデルと4つのキートップセットが販売される。それぞれ、英語配列/通常刻印、英語配列/無刻印、日本語配列/通常刻印、日本語配列/無刻印となっている。なお、キートップセットは他のHHKB Professionalモデルにも換装できる。

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レギュラーモデルに加わった「雪」

キー配列と刻印の有無で4つのバリエーションがある

 今回の通常版には、以下の点で限定版との違いがある。

中央印字デザイン

 アルファベットがキートップ左上ではなく、中央に印字されている。限定版など他のモデルと比べ、細身で小さなフォントが採用されているが、視認性はむしろ向上しているのではないだろうか。よりミニマルなデザインになった印象がある。


英語配列モデル。左上にHHKB、右上にType-Sのロゴがある。60キーを備え、Aキー隣のControlキーや右上端の「~」など、伝統のコンパクトキー配列は変わらないものの、限定版とは細部が異なるデザインだ

HHKB Professional HYBRID Type-Sをボディーに印字(通常刻印モデルのみ)

 限定版ではボディー上部にもロゴがなかったが、通常版では左上に「HHKB Professional HYBRID」、右上に「Type-S」のロゴが印字されている。ただし、全面真っ白が売りの無刻印モデルにはない。ロゴがない方がいいけれど、無刻印はハードルが高いという人は無刻印モデルに、通常刻印キートップを換装するという手もある(価格は膨らんでしまうが)。

 見て分かる通り、限定版と通常版、さらに言えばHHKB Professional HYBRID Type-Sとも機能面での違いはない。


HHKBの生誕25周年特別記念モデルとして用意された限定モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」

限定版の日本語配列(左)と通常版の英語配列(右)の比較。限定版には上部のロゴがない

Type-Sのロゴの有無、キートップの刻印など細部で違いがある

日本語配列の無刻印モデル。通常版でも無刻印モデルはロゴなしとなる

上段は限定版のキーで、下段の通常版は中央印字となり、よりミニマル感が増した

別売の英語無刻印キートップ。同じように見えるが、シリンドリカルステップスカルプチャのため、各列で形状が異なる

通常版(左)と限定版(右)の違い

 それでは、実際にHHKBを使っていこう。

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