今買うならこれ! PCショップ店員がおすすめする仕事に役立つマウスにキーボード、ビデオ会議にも役立つデバイス:仕事環境を改めて見直そう!(4/4 ページ)
会社や在宅ワークを少しでも快適にしたい、と悩んでいる人も多いだろう。ここでは、アキバのPCショップ店員がおすすめする仕事効率化デバイスをまとめた。
さらに仕事や趣味に大活躍の外付けデバイスのおすすめモデル
最後に、ショートカットを増やすことに特化した周辺機器を3モデル紹介していきたい。
これらのモデルは、ゲーマーや文筆系はもちろん、PowerPointの資料制作やCAD、グラフィックスやイラスト関係などショートカットを多用するユーザーに向いた製品だ。
ルートアール「3ボタン フットペダル」
まず1つ目は、上海問屋などでも販売されているルートアールの「メカニカルスイッチ搭載 USBフットペダルスイッチ 3ペダル」だ。
手元での作業はもちろんキーボードでも完結できるが、普段は使わない足をも使うことで作業の効率アップを図れるだろう。
付属のソフトウェアでボタンの内容をそれぞれ設定可能だが、1度設定してしまえば本体メモリに保存される。そのため、他のPCで使う際も設定ソフトなしで事前に設定したボタンの挙動をしてくれる。価格は3500円~4000円前後だ。
ビットトレードワンの「Rev-O-mate」
続いては、ビットトレードワンのダイヤルデバイス「Rev-O-mate」だ。
これは、主にイラストレーター向けの左手デバイスとして開発されたものだが、簡単に使えるショートカットを、たくさん用意したいという人には強くおすすめしたい。
このデバイスも10個のボタンにマクロなどの割り当てが可能で、ダイヤルの押し込みも加えれば全11個のショートカットを登録できる。下部にRGB LEDを備え、アプリごとにカラーを変えることができるのも見逃せない。慣れれば、ダイヤル部分を含め、かなり直感的に扱える。価格は1万1000円前後だ。
Razer「Tartarus Pro」
最後に紹介するのは、Razerのゲーミングキーパッド「Tartarus Pro」だ。
いわゆる左手用キーボードで、主にMMOプレイヤーに好んで使用されている。これも例によって32個のボタン(Razer アナログオプティカルスイッチ採用)をプログラム可能なのだが、パームレストもついていたり、ジョイスティックが内蔵されていたりと、前述のRev-O-mateよりも手を置きっぱなしにする形に特化しており、楽な姿勢で入力ができるのも見逃せない。
価格は1万8000円前後と安くはないが、ゲーム用途以外でも活用しがいのあるモデルに仕上がっている。
以上、かなりの数のデバイスを紹介してきたが、普段から使っている身近なデバイスを良いものに置き換えることで、思っている以上に仕事環境を向上させられる。製品選びの参考になれば幸いだ。
特にマウスやキーボード、マイクは1万円前後の投資で劇的に変化するため、ぜひ試してみてほしい。
関連記事
在宅ワークにちょうどいい新PCを作る! 今、ショップ店員が選ぶお勧めの3タイプ
長期化する在宅ワークの中で、だましだまし使ってきたPCもいよいよ限界が近い……。そう考えている人も多いのではないだろうか。今、改めてPCを組むならどのようなモデルがアリなのか。アキバのPCショップ店員にお勧め構成を聞いた。コスパ最高! メカニカルキーボードの入門に適したロジクール「SIGNATURE K855」を試す
ロジクールのテンキーレスキーボード「ロジクール SIGNATURE K855 ワイヤレス メカニカル TKLキーボード」は、メカニカルのキータッチとコンパクトなボディー、そして低価格と3拍子がそろったモデルだ。実機を細かくチェックした。PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」で始めるHHKBライフ~無刻印への道
PFUの小型キーボード「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S」の最新版となる、「雪」モデル。HHKBの歩みから本モデルの特徴、さらにはHHKBへの“くら替え”から無刻印への歩みをまとめた。選択肢が広がるゲーミングキーボードとマウス! 「V custom」シリーズにエレコムの本気度を見た
エレコムから、ゲーミングキーボードとマウスの新シリーズ「ELECOM GAMING V custom」が登場した。これまで、ゲーミングデバイスを多数リリースしてきた同社モデルは一線を画した、こだわりのシリーズを写真で見ていこう。日本HPの「HP 970 Programmableワイヤレスキーボード」に感じたスリムキーボードの新たな可能性
日本HPから、薄型でスタイリッシュなモデル「HP 970 Programmableワイヤレスキーボード」が発売された。このワイヤレスモデルは見た目重視なのか、それとも実用重視なのか、実際に試してみた。
関連リンク
- Ninjutso「Origin One X Wireless Ultralight Gaming Mouse」の製品情報
- Razer「Naga Pro」の製品情報
- ロジクール「G600」の製品情報
- ロジクール「ERGO M575」の製品情報
- ビットトレードワン「BFKB113PBK」
- ロジクール「SIGNATURE K835」の製品情報
- Varmilo「109 Calculator JIS keyboard」の製品情報
- HyperX「SoloCast」の製品情報
- HyperX「DuoCast」の製品情報
- ロジクール「LIGHTSPEEDワイヤレスゲーミングヘッドセット G435」の製品情報
- Razer「Tartarus Pro」の製品情報
- ルートアール「3ボタン フットペダル」の製品情報
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.