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キースイッチ交換可能な75%キーボードや27型有機ELディスプレイのASUS新モデルをチェック!ROG初のeスポーツコレクション「ACE SERIES」登場(2/4 ページ)

ASUS JAPANが同社初となるeスポーツコレクション「ACE SERIES」を国内に投入する。同時に発表されたゲーミングディスプレイや、ユニークなキーボードもチェックしよう。

キースイッチを交換可能な75%キーボード「ROG Azoth」も登場

 ゲーミングキーボードの注目モデルとしては、キースイッチも交換できるカスタムモデル「ROG Azoth」(アールオージー アゾース)が挙げられる。フルサイズからキーの数を減らしたテンキーレスの75%モデルだ。発売日は3月10日で、市場想定価格は3万4580円となる。

 USB Type-Cの有線、2.4GHz帯の無線、Bluetoothと3つの接続をサポートし、ボディーの右上に2型の有機ELディスプレイ、3方向のコントロールボタンなどを搭載しているのがポイントとなる。PCとMacのモード切り替えボタンもあるなど、さまざまな環境での利用が可能だ。


75%キーボード「ROG Azoth」。英語配列のみで、日本語配列は用意されない

ROG Azothの概要

2型の有機ELディスプレイには、接続情報やモードの表示、さらにはアニメーション表示なども行える

Bluetooth接続は最大3台のデバイスに同時接続したり、有線モードでは充電しながらの利用したりといったことが可能だ。バックライトや有機ELディスプレイオフ時では、最大2000時間の動作が行えるという

 内部の構造も工夫されており、シリコンガスケットにシリコンパッドやシリコンフォーム、さらにはPORONのウレタンフォームを加えることで内部の反響音や振動を吸収し、快適なタイプ感を実現したという。

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3層構造のダンパーを備える。底面は無線接続の際に動作を安定させるために、プラスチック素材になっている

 キースイッチは「ROG NX 赤軸」で、アクチュエーションポイントは約1.8mmとなる。本機がユニークなのは、キースイッチの交換が可能なだけでなく、キースイッチ自体を分解してメンテナンスを行え、必要なキットが全て付属していることにある。

 交換用のキースイッチも用意されるが、Cherry MX互換のスイッチであれば利用できる。スペースバーやEnterキーなどの長いキーにはスタビライザーが用意され、安定した入力を支えている。


スイッチはROG NX赤軸メカニカルスイッチだ

ホットスワップでのキースイッチ交換が可能だ。ただし、交換時は電源オフが推奨されている

パッケージに付属する「DIYスイッチルブキット」。現状では単体で製品化の予定はないということだが、「もしかしたら販売するかもしれない」との話もあった

潤滑油(GPL205-GD0)や塗布用のブラシまでセットになっており、まさにメンテナンスしてたしなむという用途にピッタリだ

ROGスイッチプーラーを使ってキースイッチを外したところ

おしゃれな65%キーボード「ROG Falchion Ace」

 ROG Falchion Aceは、既存の65%キーボード「ROG Falchion」(アールオージー ファルシオン)シリーズのバリエーションモデルで、ブラックとムーンライトホワイトの2色が用意される。発売日は3月10日で、市場想定価格は1万3980円となる。

 持ち運びに便利なスタンド兼カバーケースや、左側面にインタラクティブなタッチパネル、2基のUSB Type-C端子を備え2台のPCを切り替えて使うなどの機能はそのままに、キースイッチを「ROG NXメカニカルスイッチ」(赤軸)とした。アクチュエーションポイントは約1.8mm、初期導入力は40gfだ。

 USB Type-Cの有線と2.4GHz帯の無線(USBドングルが付属)での接続をサポートし、底面のスタンドは3段階の高さに切り替えられる。こちらも英語配列のみで、日本語配列はない。


65%キーボード「ROG Falchion Ace」ムーンライトホワイトモデル

こちらはブラックモデル

ROG Falchion Aceの概要

ポリカーボネート製のキーボードカバー(上)が付属する。持ち運び時は、キーボードにかぶせることでホコリの混入やキー自体を保護してくれる

底面のスタンドを使うことで、キーボードの高さは3段階に切り替えられる。キーボードカバーにもROGのロゴマークがある(上)

本体上部に2基のUSB Type-Cポートを備える。中央が切り替えスイッチだ

左側面にタッチパネルが用意され、音量を調整したりアプリを切り替えられたりする、コピーアンドペーストのショートカットを割り当てられるという機能の他、マクロキーとしても活用可能だ。ケースカバーを装着した状態でも利用できるようになっている

静音ダンパーによりタイプ音を静かにしたという

Aura Sync対応のRGBライティング機能を備え、細かなカスタマイズを行える

 次に、Aim Labと共同開発したマウスを見ていこう。

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