いち早く第13世代Core i7を搭載したプレミアムモバイルPC「Let's note FV4」の実力を検証する(1/4 ページ)
パナソニック コネクトが、直販モデル限定で第13世代Coreプロセッサ搭載モデルの「Let's note FV4」を発売した。セカンドSSDも搭載可能な実機を細かく検証してみた。s
パナソニック コネクトから、第13世代Core i7-1360Pを搭載した14型モバイルノートPC「Let's note FV4」(CF-FV4KSCCP)が登場した。
ハイブリッドワークを強く意識したLet's note FVシリーズの最新モデルで、持ち運びやすいボディーとパワフルなパフォーマンスを両立しつつ、大きめの画面とゆとりのあるキーボード、さらにWeb会議を快適にするインテリジェントな機能を備える。
本機は、同社の直販サイト「Panasonic Store Plus」でのみ購入可能なモデルとなるが、実機を入手したので細かくチェックしていこう。
Let's note FV4は、第13世代Core i7-1360Pを採用した最新の14型モバイルノートPCだ。バッテリーパックS装着時で約1.034kg、バッテリーパックLでも約1.134kgの軽量ボディーと、高い性能を両立させている
スリムで軽量なブラックボディーを採用
ボディーは従来のLet's note FV3から継承している。スリムでフラットな形状をしており、液晶ディスプレイの天面部分に凹凸をつけることで強度を確保するボンネット構造を採用する。
ボディーカラーは「ジェットブラック」と呼ばれるマットなブラックだ。天板部分はきめ細かく繊細な質感である一方、長時間手が触れるパームレストを含むベース部分は少し表面の加工が粗めでザラっとした感触に仕上げられている。より皮脂が付きにくく、さっぱりとしていて心地良い。
頑丈ボディーについては、100kgfの加圧振動、76cmからの底面落下(動作時)、30cmからの26方向落下(非動作時)などの厳しいテストを、開発段階でクリアしていることが公表されている。
標準で大小2種類のバッテリーが付属
Let's noteシリーズは従来、着脱できるカートリッジタイプのバッテリーを採用しており、本機では標準で2種類が付属する。約200gと軽量なバッテリーパックSの容量は30Wh、本体搭載時の総重量が約1.034kg、公称バッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)は約9時間となっている。
大容量のバッテリーパックLは約300g、容量が56Whで、公称のバッテリー時間は約17時間に伸びる。本体搭載時の総重量は約1.134kgになる。
ACアダプターを使える環境での利用が多いなら軽量なバッテリーパックS、移動中も利用するならバッテリーパックLなど、タスクに応じて使い分けられる。バッテリーパックLとバッテリーパックS両方を持っていって付け替えることで、ACアダプターなしでの超長時間駆動も可能だ。
標準で付属するACアダプターはコネクターが独自仕様で、出力は85Wとなる。USB Power Delivery(PD)にも対応しているため、USB PDに対応した周辺機器を使った運用も行える。
突起部を除いたボディーサイズは、約308.6(幅)×235.3(奥行き)×18.2(高さ)mmで、公称の重量は軽量なバッテリーパックS搭載時で1034gだ。評価機を実測したところ、1026gと公称値より軽かった
次にCPUや液晶ディスプレイ回りをチェックする。
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