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NEC、ファイルサーバ管理ソフト「NEC Information Assessment System」新バージョンを販売開始 ランサムウェア通知機能などを実装
NECは、同社製ファイルサーバ管理ソフト「NEC Information Assessment System」の新バージョンを発表した。
NECは4月12日、同社製ファイルサーバ管理ソフト「NEC Information Assessment System」(以下、NIAS)の新バージョン「V5.1」を発表、4月17日から受注および提供を開始する。基本ライセンス価格は本体(買い切りタイプ)およびログ監視オプション(買い切りタイプ)がともに50万円、このほか半年契約タイプ(本体/ログ監視オプションともに16万1000円)、年間契約タイプ(本体/ログ監視オプションともに28万7500円)も選択可能だ(価格は税別)。
NIASは、ファイルサーバの肥大化やセキュリティ問題などの改善を実現する統合型の管理ソフトで、今回のバージョンで追加された“ログ監視オプション”ではファイルサーバのアクセスログを監視し、ランサムウェアへの感染が疑われる挙動を検知した場合や大量のデータ削除処理が発生した場合に通知を行い、被害範囲の拡大抑止や迅速なデータ復旧を支援することが可能となっている。
この他、定期的にファイルサーバの稼働状況を確認する「死活監視」、定期的にサーバの転送速度低下を監視する「転送性能監視」、任意に設定したルールに基づく異常の検知を行う「任意ルール監視」などの各種監視機能や、CPU/メモリ/ネットワーク負荷などのログデータをレポート化する機能も備えた。
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