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NEC、顔認証でのWindowsログオン認証を実現する「NeoFace Monitor クラウド版」を提供開始
NECは、顔認証を用いたセキュリティ機能を提供するクラウドサービス「NeoFace Monitor クラウド版」を発表した。
NECは7月20日、顔認証を用いたセキュリティ機能を提供するクラウドサービス「NeoFace Monitor クラウド版」を発表、本日から販売を開始する(有償版は8月下旬提供開始の予定)。価格は10名12カ月利用権が3万6000円(税別)で、1カ月無料のトライアルも提供される。
同社製の顔認証AIエンジン「NeoFace」を用いたセキュリティサービス。提供中のパッケージ版「NeoFace Monitor」と異なり顔情報などの統合管理をクラウド上で行うため、専用サーバの購入および構築/メンテナンス作業が不要となっているのが特徴だ。
ログオン認証はWindowsのローカルアカウントおよびドメインアカウントに対応(AzureADアカウントは未対応)、一定間隔でユーザー認識を行える常時認証機能も備えた。また他クラウドサービス(Google Workspace、cybozu.com、Microsoft 365)へのシングルサインオン機能も利用できる(SAML規格に準拠した他サービスとの連携対応も予定)。
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