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ゲーミングだけでなくビデオ会議も快適に! Corsairが便利なゲーミングデバイスを披露COMPUTEX TAIPEI 2023(2/3 ページ)

6月2日まで台湾・台北で開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2023」に合わせてCorsair(コルセア)がプライベート展示会を実施している。ゲーミング関連デバイスの展示が中心だが、日常使いや仕事でも役立ちそうなものもある。展示会の模様を紹介しよう。

自作PCのケーブル回しをスッキリさせる「iCUE LINK」

 続いてはCorsairが2023年第3四半期(7~9月)から順次展開する「iCUE LINK」というシステムをついて紹介しよう。

 iCUE LINKはCPUクーラーやケースクーラーなどを最大14台までデイジーチェーン(数珠つなぎ)接続できるというシステムだ。自作PCでありがちな「ファンの配線で内部がゴチャゴチャしてしまう」という問題を解決し、スッキリとした配線を実現するという。

 マザーボードからのファンコントロール信号やUSB信号、電源コネクターはいったん「iCUE LINKシステムハブ」に接続することになる。このハブは接続の“起点”となるもので、ここから対応デバイスをデイジーチェーンしていけばよい。

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iCUE LINKの中核をになう「iCUE LINKシステムハブ」

iCUE LINKを使って構築された自作PC内部のイメージ。配線回りがとてもスッキリすることがよく分かる

こちらは別の自作PCのイメージ。iCUE LINKシステムハブの裏面には磁石が付いているため、このようにネジ止めせずフレームに貼り付けることもできる

iCUE LINKに対応する「iCUE LINK QX140 RGBファン」は、ファン同士のデイジーチェーンにも対応しており、複数個をつないで「2連ファン」や「3連ファン」を構築できる

実際にQX140を連結した様子。互いをつなぐコネクターとプラグへの負荷が大きくならないように、つなぎ止めるための磁石も仕込まれている

設置の柔軟性を高める観点から、iCUE LINK用のケーブルは種類が豊富である

 本格水冷で自作PCを組むのであれば、ユニット全体を美しく見せたいと思うのも当然だ。Corsairでは、RGBライトを備えるiCUE LINK対応のCPUクーラーや水冷タンクなども用意している。

 うまく組み合わせれば、とてもスッキリとしてキレイに光る本格水冷PCを構築できる。


iCUE LINKを使って構築された本格水冷PC

このPCは、2台のiCUE LINKシステムハブを使っていた

「iCUE LINK XG3 RGB HYBRID GPUブロック」はグラフィックスカード(GPU)用の水冷クーラーで、製品名の通りiCUE LINKを使ったライティングに対応している

水冷クーラーは、温度表示ディスプレイのない「iCUE XC7 RGB ELITE」(左)と、温度表示ディスプレイを備える「iCUE XC7 RGB ELITE LCD(右)の2モデルが用意されている

水冷ポンプ(リザーバータンク兼用)も、ディスプレイのない「iCUE LINK XD5 RGB ELITE」(右)とディスプレイ付きの「iCUE LINK XD5 RGB ELITE LCD」(左)の2モデルを取りそろえる

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