ニュース

「着せ替え需要」もあって人気――ブック型Mini-ITXケース「Ridge PCIe 4.0」が登場古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

かつてのブック型PCケースを思わせる、Mini-ITXケースがFractal Designから登場した。その他、Endgame Gearのゲーミングマウス「XM2we」なども売り場に並んでいる。

 先週登場したPCケースで目立っていたのは、Fractal DesignのMini-ITXモデル「Ridge PCIe 4.0」だ。ブラックとホワイトがあり、価格はともに2万6000円強となる(税込み、以下同様)。


TSUKUMO eX.に入荷した「Ridge PCIe 4.0(ブラック)」

幅110mmで335mmまでのカードを内蔵 Ridge PCIe 4.0の評判

 製品に付属するPCIe 4.0対応のライザーケーブルを使って、ケース上部にグラフィックスカードを固定する構造で、最長約335mmのカードまで組み込める。電源ユニットは最長130mmまでのSFX-L/SFX規格に対応し、280mmラジエーターの内蔵も可能だ。縦置きと横置きに対応しており、縦置き時のサイズは約110(幅)×374(奥行き)×395(高さ)mmとなる。


左右側面のパネルを外したところ

ホワイトモデルを横置きしたイメージ

同じく背面カット

 入荷したパソコンSHOPアークは「昔のブック型ケースみたいな形状ながら、中身はすごく考えられていますね。3スロット厚のカードまで内蔵できたり、短めのカードなら2.5インチドライブベイを追加できたりするので、パーツ構成と配置を練り込んで組めるのが楽しいケースだと思います」と評価する。

advertisement

 また、そうした小型ケースならではの組み込みの楽しみを追求するユーザーも一定数いるそうだ。TSUKUMO eX.は「先々週に登場した同社の『Terra』もそうですけど、特にMini-ITXサイズは気に入ったケースがあると中身をごっそり移す人がいます。着せ替えみたいな感じですね。その需要にもハマるモデルだと思います」と話していた。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.