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大人も子供も楽しめて学べる! 「ぷよぷよ」のアーケード基板もある東京ゲームショウ2023リポート(3/3 ページ)

9月21日から24日まで千葉県にある幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2023」。最新端末で発売前のゲームを試遊できる他、トークセッションや主催者による企画など、学びも多い。一般公開日の様子をリポートする。

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PCパーツとしての強さをアピールしていたSamsungブース

 Samsungブースでは、筆者が訪れた際はちょうど「未来のゲームクリエイターへ」と題するトークセッション中だったが、その周囲ではSamsung製SSDやmicroSDメモリーカード、ヒートシンクなどを内蔵したデバイスでの試遊が可能だった。


広い面積を取ってトークショーを開催するステージや、さまざまな形態の試遊台を設置していたSamsungブース

Samsungコンパニオンもゴージャスな雰囲気だ

 例えば、M.2 SSDの「Samsung 990 PRO」を搭載したツクモのBTO PC「G-GEAR Aim GB7J-K231/BRGB2」では、11月2日発売予定の「スターオーシャン セカンドストーリー R」を、microSDメモリーカードの「Samsung microSD EVO Plus」を挿入したNintendo Switchでは、10月17日発売予定の「ソニックスーパースターズ」を、Samsung 990 PRO ヒートシンクを内蔵したアーケード風のボディーでは「STREET FIGHTER 6」の対戦プレイが行われていた。


「スターオーシャン セカンドストーリー R」の遊べるPC試遊台

Samsung microSD EVO Plusに「ソニックスーパースターズ」をインストールしたNintendo Switch試遊台。もちろん大画面で対戦できる

「STREET FIGHTER 6」は、ゲームセンターのような雰囲気で対戦できる。SSDには、Samsung 990 PROヒートシンクを装着しているという

 途切れることなく人が訪れてプレイするため、「発熱処理が大変なのでは?」などと思ったが、画面を見る限りその心配はなさそうだった。自作ゲーミングPCを組む人には参考にしてもらいたい。

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ゲームとプロセッサの歩みも展示中

 東京ゲームショウの一般公開日は、人混みさえ苦にならなければ、小さなお子さんでも楽しめるコンテンツがいくつか用意されている。

 さまざまなゲームを取り扱うハピネットブースには、何とキッズコーナーが用意されていた。「ギガントサウルス」や「Party Party Time」などを遊べる他、プレイした子どもには“物理のおもちゃ”プレゼントもあった。


ハピネットのブースでは子ども向けゲームの試遊が行える。会場には、かなりの数の子どもたちが並んでいた

“物理のおもちゃ”をくじ引きでプレゼントする企画も行われた。「きょうりゅう」「消しゴム」「おもちゃ」の中から好きなものを1つ選んで、くじを引く仕組みだ

 個人的に興味深かったのが、ホール8にあった主催者企画の「ゲームとプロセッサの歩み」展示だ。1980年代のアーケードゲームの基板から、2010年代までのゲーム関連の出来事をパネルや実物を交えながら紹介。ゲーム開発に携わりたいと考える学生にもぜひ見てもらいたいと感じた。


主催者企画の「ゲームとプロセッサの歩み」展示。写真は「ぷよぷよ」アーケード機の基板だ

 多くの人でにぎわう東京ゲームショウ 2023。9月24日の最終日も午後5時(入場は午後4時)まで開場しているので、ゲームの今を体感しに足を運んでみてはどうだろうか。


16時頃にホール入口から撮影した8ホール。熱気にあふれていた
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