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ベンチマークテストで高い基本性能を実証
ベンチマークテストの結果を掲載する。特に言及がない限り、MyASUSで選択できるファンモードは「パフォーマンスモード」に、Windows 11の電源モードは「最適なパフォーマンス」に設定している。参考として、2018年発売のビジネスPC(Core i5-8250U搭載)のスコアも掲載した。
結果はご覧の通り、日常操作系からクリエイティブ用途、ゲーム系のテスト、どのテストでも比較対象に圧倒的に差をつけており、基本性能の高さがはっきり分かる結果となった。CPUと共にCPU内蔵GPUの性能も進化しており、日常操作やビジネスがキビキビと快適に使えるのはもちろん、ブラウザベースのカジュアルゲーム、ソーシャルゲームなども非常に快適にプレイできる。
放熱設計も良くできていて、手がよく触れるパームレストには熱が伝わらないよううまく設計されている。ウィスパーモードならば静音運用も可能だ。
PCMark 10のスコア比較。Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス作業)、Digital Content Creation(クリエイティブコンテンツ制作)、いずれの項目も比較対象を圧倒している
PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア(スタンダードモード、Windows 11電源設定バランス、画面輝度50%)。12時間54分と公称値に近い長時間駆動が可能だった
FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマークのテスト終了直前に、FLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温29度)。手がよく触れるパームレストに熱い部分はなく、うまく排熱できている
個性を表現できるPC
価格は、評価機と同等の上位構成モデルが19万9800円、Core i5、512GB SSD搭載の下位構成モデルが14万9800円だ。内容を考えるとかなりリーズナブルな価格に収まっている。
また、本機はIntelが快適なPC体験を実現していると認める「Intel Evoプラットフォーム」に準拠しており、パームレストには「Intel Evo」のシールが添付済みだ。スリープ状態から1秒未満での起動、長時間のバッテリー駆動、急速充電対応など、快適に利用できる条件を満たしており、安心して購入できるのも見逃せない。
見た目が最大の特徴のモデルではあるが、PCとしての実力も高い。高い基本性能と打ちやすいキーボードに加えて、Thunderbolt 4や高機能なカメラとマイクなど先進機能を装備する。低価格な入門用PCとは別格の体験ができ、作業効率の向上に貢献してくれるはずだ。好みがばっちり合う人には、個性を表現できるこれ以上ない製品だろう。
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