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USB PD対応で外部デバイスを充電可能! フルサイズのHDMI端子や柔軟性の高いスタンドを備えた15.6型のモバイルディスプレイ「GeChic On-Lap M152H」を試す:モバイルディスプレイの道(2/4 ページ)
GeChic(ゲシック)の「On-Lap M152H」は、多機能でユニークなスタンド機構を備えた15.6型モバイルディスプレイだ。それらの特徴を細かくチェックした。
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インタフェースは側面でなく上向きに配置
本機のもう1つの特徴は、ポート類が上向きに配置されていることだ。PCとの接続に用いるHDMIおよびUSB Type-C、さらにイヤフォンホンジャックといったポートは、多くの製品では本体側面に配置されているが、それだと隣に並べたノートPCにケーブルが干渉してしまう。
ところが本機だと余ったケーブルを上方向に逃がせるため、見た目こそ思わずびっくりするものの、極めて合理的な配置となっている。また厚みに余裕があることから、HDMIポートはモバイルディスプレイに多いminiHDMIポートではなく、フルサイズのHDMIポートを装備しており、変換アダプターなしで多彩なデバイスを接続できる。
一方、こうした特徴ゆえ、ボディーはそこそこ厚みがある。重量は公称値で約768gと、スタンド込みであることを考えると優秀なのだが、薄くスタイリッシュな製品を求めるユーザーにとっては、ネックになるかもしれない。
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付属品は、HDMIおよびUSB Type-Cケーブルに加え、USB Type-Aポートを2基備えた専用の給電ケーブルが用意される。さらに最大65W出力に対応したUSB Power Delivery(PD)充電器や、持ち歩き用のポーチもセットになるなど、至れり尽くせりだ。
それでは、ノートPCに接続して使ってみよう。
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