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PCデスクにサウンドバーはアリなのか? 10万円切りの「JBL BAR 800」で使い勝手を検証してみた今どき! 買いどき! デジモノ道案内!(3/3 ページ)

JBLブランドのサウンドバーはさまざまなモデルが用意されるが、「JBL BAR 800」はワイヤレスのリアスピーカーとしても利用できるユニークな1台だ。実際に試して分かったことをまとめた。

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リビングのサウンドバーとしてだけでなくさまざまな用途でも使えそう

 PCとBluetooth接続で利用する場合、1つだけ問題があった。

 BAR 800は未操作時間10分でスタンバイモードに移行する。HDMIやChromecast、AirPlayなどの場合には自動で復帰するのだがBluetoothの場合はスタンバイモードに入った時点で接続が切れてしまう。リモコンや本体のボタンを押せばすぐに復帰して再接続できるが、やはり使いづらさは否めない。スタンバイに入らない、あるいは入るまでの時間設定ができればいいのだが、こういった設定もないようだ。

 本来の使い方ではないので仕方がないところだが、ファームウェアアップデートなどで対応してほしいと思ってしまう。なお、光デジタル入力に対応しているので、PCで使う場合には光デジタル出力のあるUSBハブなどを介して接続するのがいいだろう。

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 今回はあえてPC接続で利用してみたが、机上に設置するという使い方は、正直なところお勧めしない。ただ、机上でなくとも部屋の隅にサウンドバーを設置し、逆の隅にリアスピーカーを設置するという使い方であれば、ワンルームなどでは十分に上質な音響体験を獲得できるだろう。

 その場合、サブウーファーがないBAR 300でも良さそうだが、ワイヤレスなリアスピーカーの手軽さとサラウンド感はBAR 800の大きな魅力だ。Dolby Atmosにをサポートしているのも心強い。各種ストリーミングの音楽や映画、YouTubeなどを手軽に迫力あるサウンドで楽しめるのも大きな魅力だ。

 サウンドバーを使ったホームシアターにあこがれはあるものの、部屋に大きなTVは置けず、あるのはPC用のディスプレイのみという場合でも、十分に利用価値はあるはずだ。


付属品には、リモコンや電源ケーブル、HDMIケーブル(約2m)、サイドキャップに加えて、壁掛け用金具も用意されている
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