レビュー

厚さ17mm切りでCore Ultra 9 185H×RTX 4070 LPのAI PC「ROG Zephyrus G16 (2024) 」を試す(6/6 ページ)

ASUS JAPANから、ゲーミングブランド「ROG」シリーズのノートPC「ROG Zephyrus G16 (2024) 」が登場した。スリムでパワフルなAI PCでもある本機を細かくチェックした。

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発熱の処理は非常に優秀

 動作音については、Turboモードだと高負荷時はかなり大きな音になるが、パフォーマンスモードであればかなりマイルドになる。サイレントモードはバランス重視のようで、高負荷時にはそれなりの音はする一方、パフォーマンスへの響はさほど大きくなく発熱の処理は優秀だ。高負荷時でも手がよく触れるパームレストは体温以下にとどめられていた。薄型のボディーを考えると優秀だろう。


システムの動作音。室温21度、暗騒音30dBで本体手前から5cmの距離で測定した

FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温は21度)。パームレストも体温以下の温度に保たれていた

妥協ない体験ができる性能と高付加価値を備えた薄型ゲーミングPC

 評価機であるNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPU採用モデル(GU605MI-U9R4070G)の同社直販のASUS Storeでの価格は、43万9800円(税込み、以下同様)だ。かなり高価だが、最新のCore Ultra 9 185Hを搭載し、薄型ながら上級のゲーミング体験ができるパフォーマンスやハイスペックな有機ELディスプレイを搭載することを考えれば、この価格になってしまうのも仕方がないところだろう。薄型かつスタイリッシュでハイパフォーマンスなゲーミングノートPCが欲しい人は要注目の存在だ。


ROG Zephyrus G16(2024)の主な特徴
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