AppleがEpic Gamesの開発者アカウントを停止 Epicが反論/「Microsoft Copilot」の2月アップデートまとめ公開:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Oculusアカウントが3月29日に完全削除 Metaアカウントへ移行を
旧Oculusアカウントが、3月29日に削除されるようだ。Metaがユーザーに向けて送信したメールをThe Vergeが公開している。
Meta(当時はFacebook)はOculusを買収後、2023年1月にOculusアカウントでのMeta Questへのログインを停止。Metaアカウントでのログインが必須となっていた。しかし、Oculusアカウント自体は削除されずに残っていたが、3月29日にOculusアカウントが削除され、Metaアカウントへの移行も不可となる。
まだアカウントの移行を行っていない場合は、3月29日までにMetaアカウントに移行しないと、購入したアプリやストアクレジット、フレンドリストなども失われることになる。もし、まだ移行していないなら、忘れずに移行しておこう。
「Windows Server 2025」の「Hyper-V」に搭載予定の機能が明らかに
Microsoftは3月4日(現地時間)、次期サーバーOS「Windows Server 2025」の「Hyper-V」に搭載予定の機能を明らかにした。
Hyper-Vは、Windows Serverに標準搭載されているハードウェア仮想化機能だ。仮想マシン(VM)と呼ばれるソフトウェアに、さまざまなOSをインストールし完全なコンピュータのように動作させることができる。また、仮想化により隔離環境を作成することで、いくつかのセキュリティソリューションをホストし、セキュリティも高めることにも利用されている。
GPUパーティショニング(GPU-P):Windows Sever 2025には、物理GPUデバイスを複数の仮想マシン (VM)に割り当てられるGPUパーティショニングが導入される。各VMは、GPU全体ではなく、GPUの一部分を占有する。各VMは専用のGPUリソースにのみアクセスでき、セキュリティで保護されたハードウェアパーティション分割により、他のVMによる不正アクセスを防止することもできる。
GPU-Pは非常に柔軟性が高いため、パーティション化されたGPUを備えたVMを2台のスタンドアロンサーバー間でVMを停止させずに仮想マシンのメモリイメージを別のホストに移行できるライブマイグレーションに対応するという。クラスターは不要で、テスト/開発に最適だとしている。
ワークグループクラスター:Windows Server 2022までは、クラスターの展開には Active Directoryが必要だった。これはデータセンターでは問題にならないが、エッジでは複雑さが増してしまう。このため、Windows Server 2025では、「ワークグループクラスター」を展開する機能が導入される。ワークグループクラスターは、Active Directoryを必要としない証明書ベースのソリューションとのことだ。
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