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日本最大の教育展示会「EDIX 東京」に大盛りランチパック!? GIGAスクール構想のその先を見てきた(4/5 ページ)

5月8日から10日にかけて、東京ビッグサイトで開催されている日本最大級の教育向け展示会「EDIX 東京」。NEXT GIGA(GIGAスクール構想第2フェーズ)に向け、さまざまなソリューションが展示されていた。ここでは先生の業務効率化、児童生徒の学校生活の質を上げるであろうソリューションを紹介する。

スキマ時間に効率的な学習を提案するシステムエボリューションの「Evo Tech」

 システムエボリューションでは、ITスキル学習動画「Evo Tech」(エボテック)のデモ展示を行っていた。


システムエボリューションブース

 Evo Techは、システムエボリューションの公式キャラクター「エボタロウ」が講師役を務める動画を使ったITエンジニア育成のための学習サービスだ。5分程度のスキマ時間を使って学習できるマイクロラーニング動画で提供されているため、長時間集中するのが難しい生徒でも学ぶ意欲を持てる。

 企業の研修として展開しているが、小中学生向けにはプログラミング学習動画「エボテックJr.」やゲーム「Minecraft」を通じてプログラミングを学べる「くらふとらーにんぐ」も提供している。高校で必修科目になった「情報」科目を学べる「エボテック情報I」もあるため、幅広い年齢の学習をサポートする。

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「くらふとらーにんぐ」の説明パネル

端末落下のリスクを軽減――サンワサプライの「落下防止ガード」

 PCメーカーが頑丈なデバイスを作っていたとしても、できれば丁寧に扱ったほうがいいのは当たり前だ。サンワサプライブースでは、机からデバイスを落としにくくなるユニークなソリューションを展示していた。


サンワサプライブース

 その1つが「学校用デスク落下防止ガード(JIS用)FPG-2GY」だ。これは机の3辺を囲んで落下を防ぐもので、机には面ファスナーなどで固定する。柔らかい布製のため、教室内でふざけてぶつかっても生徒が傷を負うことはなさそうだ。


「学校用デスク落下防止ガード(JIS用)FPG-2GY」を設置した学校用デスク

面ファスナーで固定している。ガード自体が柔らかいので、ケガ防止にも役立つかもしれないと感じた(教室で力いっぱいふざけていた思い出がある筆者)

 ゴム製の「落下防止ガードFPG-1N」も展示してあり、こちらは短めのガードの2本組となっている。端末を置く側にフレキシブルに設置することができる。


「落下防止ガードFPG-1N」は、机の天板を挟み込むタイプ。「これより薄い机だと挟む力が弱くなる」とのことだが、そもそも小学校では教室に設置する机の規格が決まっているので天板の厚みにそれほど違いが出ることはないだろう

これは左側と奥に設置した例。落としそうな側、もしくは端末を置くことの多い側に設置できる

 単体では利用に不安のあるiPadを保護する「キーボード付き10.9インチiPadケース」(第10世代向け)やiPadをしっかりガードする衝撃吸収ケースも展示していた。ハンドル付きなので、校外学習などに持ち歩くのにも便利だろう。


iPad 10.9(第10世代)に対応した衝撃吸収ケース。スタンド兼ハンドルが付いているので、何かと使い勝手が良さそうだ

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