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MSI「PRO MP161 E2」は2万円ちょいと格安ながら3年保証も付属した15.6型モバイルディスプレイだった 実機を試して分かったことモバイルディスプレイの道(3/4 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から、15.6型モバイルディスプレイ「PRO MP161 E2」が発売された。2万円台前半の低価格ながら、縦/横両置きに対応するなど見どころが多い製品を試した。

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縦横両置きにも対応

 そんな本製品の強みは、縦横どちらの設置にも対応しやすいことだ。スタンドはフレキシブルに伸縮および回転させられる上、スリーブケースにもそのまま入れられるため、輸送時に毎回取り外すなどの手間もかからない。用途に応じて縦横の置き方を頻繁に変える人には適した仕様といえる。

 加えて、スタンドに設けられているネジ穴を使っての設置にも対応する。ネジ穴は本体に直接開いているわけではないので、同じくネジ穴を備えた他社製品のように、ねじ込み過ぎて本体を破損しかねないか心配しなくても済む。


縦置きでの利用にも対応する

コネクターがL字型であるため、ケーブルが真上に突き出すこともない

スタンドは、付け根を回転させて伸ばすことで縦置きにも対応できる

この付け根部分にあるネジ穴で、三脚などへの取り付けも可能だ

 OSDメニューは電源オン/オフを兼ねる決定キーとUP/DOWNキー、2つのボタンで操作する。戻るキーがなく、画面内の「戻る」にフォーカスを合わせて決定キーを押すことで上の階層に移動する特殊なメニューだが、UIとしてのつじつまは合っているため使いづらいわけではない。慣れるまでやや違和感があるというだけだ。

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 メインメニューを表示せずにUPキーを押すと音量調整が、DOWNキーを押すと輝度調整が行える。これらは、メインメニューのNaviキーで割り当てを書き換えられるなどカスタマイズ性も高い。


OSDメニューの操作は、右側面にある決定キーとUP/DOWNキーで行う

メインメニューは決定キーの単押しで表示できる

ボタンが2つしかないため、「戻る」は物理キーが割り当てられておらず、メニュー内にある「戻る」を選択することで操作する

UP/DOWNキーの上を押すと、メインメニューを経由せずに音量調整が行える

UP/DOWNキーの下を押せば、メインメニューを経由せずに輝度調整を行える

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