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PFU、第13世代Coreなどを搭載したエッジコンピューティング向け組み込みPCを発表

PFUは、エッジ向け各種インタフェースを装備した組み込み向けPC計3モデルを発売する。

 PFUは8月29日、エッジコンピューティング向け各種インタフェースを装備した組み込み向けPCを発売した。ボディーサイズやインタフェースなどの違いで「AR2000 モデル 430P」「AR2100 モデル 120R」「AR8300 モデル 300R/310R」の3シリーズを用意。価格は要問い合わせとなっている。

 出荷時期はAR2000 モデル 430Pが2024年11月、AR2100 モデル 120Rが2024年12月、AR8300 モデル 300R/310Rが2025年1月の予定だ。

AR2000 モデル 430P
AR2100 モデル 120R
AR8300 モデル 300R/310R

 エッジコンピューティング分野での利用を想定した組み込み向けPCで、CPUに第13世代Core i7/Core i3、第12世代のPentium/Celeronプロセッサを搭載して大幅な性能向上を果たした。同時にストレージとしてNVMe SSDを採用することで、従来モデルの約2倍のスループットを実現したという(AR2100 モデル120Rでは新たにRAID機能を実装した)。

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 また、CPUと独立して動作する独自のRASコントローラーを標準で搭載(AR2000はオプション)し、セキュリティ機能を高めているのが特徴だ。BIOSが改ざんされた場合にも自動で回復することが可能となっている。

 エッジ用途向けに各種インタフェースも強化した。AR2100 モデル120Rにデジタル入出力(DIO)端子を追加することで(オプション)、データ通信やリモート電源制御機能を利用できるようになった。

 AR8300 モデル300R/310RはPCI Express 4.0スロットの利用に対応し、計7基のPCI Expressスロット装備した。


約3年半ぶりにフルモデルチェンジを果たした

AR8300シリーズ


AR8300の新モデル

前面に吸気口とスリムタイプの光学ドライブが並ぶ

背面にDisplayPortやUSB、3基の有線LANポートを備え、7基のPCI Expressスロットを用意する

AR2100シリーズ


AR2100 モデル 120Rには写真のステンレスボディーと白塗装ボディーから選べる

AR2100 モデル 120Rの前面。USB端子が従来の4基から6基に増加した

AR2100 モデル 120Rの背面に機器をリモート制御するためのDIO端子(デジタル入出力/リモート電源制御)を追加できるようになった

AR2000シリーズ


AR2000 モデル 430Pの前面。LANポートが従来の2基から3基に増えた

背面には排気用の冷却ファンがある

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