PFUは4月10日、廃棄物の分別を自動化できる「廃棄物分別特化AIエンジン」シリーズを発表、本日提供を開始する。
同社の光学技術と画像認識技術を生かした廃棄物分別専用のAIエンジンで、シリーズの第一弾としてビンの色選別を自動化する「Raptor VISION BOTTLE」の提供を開始。ベルトコンベヤーを流れるビンをカメラで撮影して識別することで分別を自動化可能で、廃棄物を処理する中間処理施設において大幅な省人化を実現できるとしている。
スキャンには、複数の照明条件を併用する“複合照明技術”、複数の画像からビンの特徴を融合して認識する“複合照明技術”、選別除外対象のビンを識別する“禁忌品認識技術”の3つを組み合わせており、認識精度は99.8%(2023年6月の実証実験時)を実現。またAIモデルを用いた再学習機能も搭載しており、ビンの色や形が多様化しても認識精度を維持/向上することが可能となっている。
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