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約8カ月も動作! 機能充実の2K対応屋外向けカメラ「Arlo Pro 5S 2K」を試す山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

Arlo Technologiesの「Arlo Pro 5S 2K」は、2K撮影に対応した屋外向けセキュリティカメラだ。試して分かった良しあしをまとめた。

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 Arlo Technologiesから、2K撮影に対応した屋外向けセキュリティカメラ「Arlo Pro 5S 2K」の国内販売が開始された。Arloのカメラは以前、屋内向けのコンパクトなモデルを紹介しているが、本製品は2K解像度(2560x1440ピクセル/アスペクト比16:9)に加えてスポットライトも搭載した屋外/屋内の両対応モデルという位置付けになる。

 実売2万円台後半と、価格的にはややハイエンドだが、高い解像度を求めるユーザーには魅力的な1台だ。メーカーから機材を借用したので、試用レポートをお届けする。


Arlo Technologiesの「Pro 5S 2K」

Arloおなじみの楕円形ボディーを採用 給電方法は2通り

 まず外見から見ていこう。ボディーはArloのセキュリティカメラの多くに共通の、断面が楕円(だえん)になった形状で、壁掛け用マウントを介して壁面に木ネジで固定する。ネジ止め以外の取り付け方法は用意されていないので、賃貸住宅での設置は難しく、基本的に一戸建てでの利用を想定した製品ということになる。

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 従来モデルにあたる「Pro 4」との外見上の相違は、ボディーの奥行きがかなり伸びていることだ。また付属する壁掛け用のマウントは、本体後部のネジ穴に差し込んで締め付けることで角度を決める仕組みで、同じ角度をキープするのがあまり得意ではない。詳しくは後述する。


製品本体。同社カメラの多くに共通する楕円形のボディーだ

壁掛け用マウントを使って壁面にネジ止めする仕組みを採用する

横から見たところ。壁掛け用マウントがかなりの奥行きを占めているのが分かる

マウントを取り付けているネジ穴。汎用(はんよう)品なので、三脚などに取り付けることもできる

付属品一覧。左上にあるのは内蔵バッテリーだ

 本体には大容量バッテリーを内蔵しており、カメラ本体を正面から抜き取ることで取り外しが行える。複数のバッテリーを用意しておき、交換しながら運用することも可能だが、マグネットで本体底部に吸着させる専用ケーブルを用い、カメラ本体からバッテリーを取り外さずに充電も行える。


専用の充電ケーブル。バッテリーを本体から取り外すことなく充電できる

本体下部に専用充電ケーブルの下端を近づけると……

マグネットで吸着し、充電が開始される

バッテリーを取り外すには、本体底面中央にある白いボタンを押し込む

カメラ本体とカバー部が分離するので、手前に引き出す

分解したところ。左からカバー、本体、バッテリーだ。複数のバッテリーを用意して交換しながらの運用も行える
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