調査リポート
小中学生は貸与されたスマホ/タブレットをどう使う? ドコモ「モバイル社会研究所」が調査
NTTドコモのモバイル社会研究所は、親と子に関する調査の中から貸与された情報機器の家庭での利用に関する結果を発表。約7割が家庭で利用し、用途は宿題での利用が約6割、学校のオンライン授業で約3割となった。
NTTドコモの社内研究所「モバイル社会研究所」は10月24日、「親と子に関する調査(2023年11月)」の中から、貸与された情報機器の家庭での利用に関する結果を発表した。調査対象は関東1都6県の小学生/中学生とその親で、回答数は600。
貸与された機器は約7割が家庭で利用し、具体的な使われ方は宿題での利用が約6割、学校のオンライン授業で約3割となった。利用内容の経年変化を見ると宿題での利用は上昇傾向、コロナ禍の影響が大きかった「オンライン授業」は減少傾向にある。また、健康観察/出欠の報告は家庭で所有している情報機器での利用が多い。
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