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AI学習に強いウルトラハイエンドマザー「AI TOP」シリーズが登場!古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)

IntelとAMDの新世代CPUに対応する、AI学習に強いマザーボード「Z890 AI TOP」と「X870E AORUS XTREME AI TOP」が同時に店頭に並んだ。また、定格850Wの無音電源やM,2に挿せるSATAポートハブも登場している。

 AMDの新CPU「Ryzen 7 9800X3D」の登場で盛り上がる中、Intelの現行最上位CPU「Core Ultra 9 285K」の再入荷も進んだ先週末。ギガバイトからは新たなコンセプトのウルトラハイエンドマザーボードが登場している。

「AI学習に関しては、まだ様子見の人が多い印象ですね」

 AMD X870Eチップセットを搭載する「X870E AORUS XTREME AI TOP」と、Intel Z890チップセット搭載の「Z890 AI TOP」で、価格は17万8000円前後と12万円前後となる。


パソコン工房 秋葉原パーツ館の製品解説POP

「X870E AORUS XTREME AI TOP」の製品画像

TSUKUMO eXに並ぶ「Z890 AI TOP」

「Z890 AI TOP」の製品画像

 どちらもAI学習用途に最適な仕様をうたうE-ATXサイズのマザーボードで、10GbE対応LANポートを2基、PCI Express 5.0 x4対応のM.2スロットを4基備えている。その上でX870E AORUS XTREME AI TOPは18+2+2フェーズを採用するなど電源回りを強化しており、Z890 AI TOPはThunderbolt 5兼用のUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを2基背面に並べるなど、それぞれに特徴を備えている。

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 どちらも高価ながら、週末中に売り切れとなるショップが見られた。AI学習需要についてTSUKUMO eX.は「AI学習に関しては、まだ様子見の人が多い印象ですね。Windowsの機能などがどんどんAIに準拠したものになっていけば、この機能を視野に自作をという人も増えるかなと。今はゲーミング用途や従来のクリエイター向けのコンセプトで買っていく人が多いのかなと思います」と話していた。

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