意外と買いやすい? オーバークロック特化のIntel Z890マザー「ROG MAXIMUS Z890 APEX」が登場!:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
新世代Core Ultraプロセッサに対応するIntel Z890チップセット搭載マザーボードに、オーバークロック特化の強力モデルが売り出された。普段は争奪戦になるシリーズだが、今回は……?
10月25日のIntel Z890チップセット搭載マザーボードの一斉販売から少し遅れて、ASUS JAPANからオーバークロックに特化したATXモデル「ROG MAXIMUS Z890 APEX」が売り出されている。価格は12万円弱だ。
「やっぱり285Kが手に入らないという人が多いんですよね」
白とシルバーを基調にした基板を採用し、電源回路は22+1+2+2に強化された。独自の「AI OVERCLOCKING」機能や、AI処理性能を引き上げる「NPU BOOST」機能などを備え、メモリを冷却するための専用ファン「ROG MEMORY FAN KIT」も付属する。メモリスロットは2基あり、6基のM.2スロットや2基のThunderbolt 4ポート、Wi-Fi 7の無線LAN、Realtek製の5GbE対応有線LANなどが使える。
オーバークロック特化のマザーボードとしても個性が際立っており、新世代Coreプロセッサが登場するたびに話題を集めるシリーズだ。2022年11月に登場した「ROG MAXIMUS Z790 APEX」も入荷後すぐに売り切れるショップが相次いだが、今回は取材時点で複数のショップの在庫が確認された上に、「3連休後にも残るかも」(某ショップ)との声も聞いた。
あるショップでは「(対応するCPUで最上位の)Core Ultra 9 285Kが手に入らないという人が多いんですよね。いつ再入荷されるかも分からないから、極限まで性能を引き出すマザーボードがあっても無用の長物になってしまうというか……。これまで以上にCPUの入荷状況を気にしている人が多い印象を受けます」と語る。
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