キータッチの“コトコト感”と細かなカスタマイズ性、豊富なカラバリが魅力! Nuphyのメカニカルキーボード「Halo75 V2」をチェック:キーボード ナビ(2/3 ページ)
NuPhy(ニューフィ)の「Halo75 V2」は、ポップなデザインとは裏腹に、上級者も満足できるフルカスタマイズ対応のワイヤレスキーボードだ。本記事では実機を用いて、使い勝手をチェックしていこう。
有線接続だけでなくワイヤレス接続にも対応
Halo75 V2はUSB Type-Cケーブルによる有線接続の他に、2.4Ghzワイヤレス接続とBluetooth接続にそれぞれ対応しており、ワイヤレス接続でも利用できる。
キーボードの奥側を見るとWindowsモードとMacモードに切り替えるスイッチと、モード切り替えスイッチ、USB Type-Cポートがそれぞれ用意されている。
ワイヤレスで利用する場合は、モード切り替えスイッチを一番右までスライドさせる必要があるので、その点だけ注意しておきたい。
ワイヤレス接続する場合は、Fnキーと1~3のキーを同時押しすることで、Bluetooth接続に切り替わるようになっている。既に別のPCやタブレットとペアリング済みの場合は、Fnキーと対応する1~3のキーを3秒間同時押しすると、ペアリングモードに切り替わる。
付属のレシーバーを使って2.4GHzワイヤレス接続を行う場合は、PCにレシーバーを接続した上でFnキーと4キーを同時押しすることで切り替えられるという仕組みだ。
Bluetooth接続を利用する上で注意したいことが、有線接続と2.4GHzワイヤレス接続する際は、ポーリングレート(1秒間にキー入力データを送信する回数。高ければ高いほど入力遅延が減る)は1000Hzで動作するが、Bluetooth接続時は125Hzまで下がってしまう。
普段使いであれば、Bluetooth接続でも問題無いが、FPSゲームのようにキー入力の正確性を求められるようなシーンでは、有線接続か2.4GHzワイヤレス接続を利用するようにしよう。
逆を言えば、2.4GHzワイヤレス接続であれば、有線接続とポーリングレートが変わらないので、バッテリー管理の観点を除けば有線接続だろうが、ワイヤレス接続だろうがゲームプレイに大きな差が生まれないといえる。
卓上のケーブル配線を気にせず快適にゲームプレイできるという点は、ユーザーに取って非常にありがたい。
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