3年保証付きで実売2万5千円前後! パススルー充電にも対応 アイ・オーの14型モバイルディスプレイ「LCD-YC141DX」を試す:モバイルディスプレイの道(1/3 ページ)
アイ・オー・データ機器が、モバイルディスプレイ「LCD-YC141DX」を発売した。受注生産の抗菌モデルもあるが、今回はスタンダードな一般販売モデルを試した。
アイ・オー・データ機器の「LCD-YC141DX」は、14型のモバイルディスプレイだ。パススルー充電に対応するなど基本機能は充実しながら、3年保証付きで実売2万5千円前後とコスパに優れた1台だ。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けする。
スタンド込みで実測605gと軽量な14型モバイルディスプレイ
まずは基本的な仕様を押さえておこう。画面サイズは14型で、解像度は1920×1080ピクセル、ADSパネルを採用しており、画面はノングレアだ。視野角は水平/垂直共に170度、輝度は最大250ニト、コントラスト比は800:1、応答速度は5ms(GTG時/オーバードライブレベル2設定時)、リフレッシュレートは60Hzとなる。このあたりのスペックは、一般的なモバイルディスプレイと比べて特に突出した特徴はない。また、タッチ操作には非対応だ。
ボディーはスタンドと一体化した構造で、輸送時に折りたたむことができる。このスタンドを収納するために背面下部には膨らみがあり、ボディーの形状はやや厚ぼったく見える。ボディーは従来までの同社製品に見られた金属製ではなく樹脂製で、高級感はあまりない。一方で軽量化には貢献しているとみられる(詳細は後述)。
接続方法はHDMIとUSB Type-Cで、ポート類は左側面に集中している。また、同じく左側面にイヤフォンジャックも搭載する。
重量は公称で約610g、実測で605gだった。以前紹介したユニークの「UQ-PM14FHDNT4F」は同じく14型で実測460gだったが、これは本体のみの値なので、スタンド込みだと本製品の方が軽量だ。後は持ち歩きに使うポーチの重量をどう見るかだろう。
付属品はHDMIケーブルおよびUSB Type-Cケーブルに加え、持ち歩き用のポーチが付属する。画面の保護性能を重視した厚みのあるタイプで、耐衝撃性は高いとみられるが、バックの中ではある程度かさばることは想定しておいた方が良い。
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