レビュー

【動画あり】「DASUNG133 REVO」はテキスト入力を行う最高峰の環境を構築できる13.3型のE Inkモバイルディスプレイだモバイルディスプレイの道(2/4 ページ)

DASUNGから、13.3型モノクロE INKディスプレイ「DASUNG133 REVO」が登場した。実機をチェックして分かったことをまとめた。

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アスペクト比4:3で縦に余裕がある画面 フロントライトも内蔵

 では実際に使ってみよう。ポート類は左側面に集中している。USB Type-C接続の場合はケーブル1本で接続でき、HDMI接続の場合は補助給電としてUSBの接続が必要になる。つまり、どちらの接続方法を取るにしても、USB Type-Cポートにはケーブルがつながっている形になる。

 画面はアスペクト比4:3ということで縦方向に長く、スプレッドシートやテキストエディタなど、縦に広い表示領域を必要とする用途に向く。E Inkということで視野角も広く、斜め向きに置いても視認性は高い。

 なお本製品はフロントライトを内蔵している。E Inkデバイスの中にはフロントライトがなく、暗所での利用に適さない製品も少なくないので、本製品はどんな環境でも使える安心感がある。寒色と暖色の切り替えにも対応している。

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 さらに、タッチ操作もサポートする。ただし、ミラーモードではなく拡張モードにした場合、本製品上で行ったタッチ操作がプライマリーディスプレイ側でのタッチとして反応する問題は相変わらずで、実用性はいまひとつだ。ミラーモードでは役に立つことがあるかもしれない。


接続方法はUSB Type-CもしくはHDMIとなる

レノボ・ジャパンのモバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」との比較。アスペクト比は4:3なので縦方向に長い

紙に似た質感のE Inkゆえ視野角は非常に広く、コントラストの変化もない

ポートは本体側面にあるため、ノートPCを横に並べると干渉しがちだ

ノートPCと背中合わせにしてプレゼン用途にも利用できる。ただし、フットプリントはかなりあるので奥行きは取る

フロントライトオフでも画面は十分に明るい

フロントライトをオンにした状態。明るさは11段階で調節できる

フロントライトを寒色にした状態。やや青みがかっているのが分かる

フロントライトを暖色にした状態。全体がオレンジがかった色になる

画面左の上から2つ目にあるボタンを繰り返し押すことで、これら調整を行える。また+/-ボタンとの組み合わせで明るさ調整にも対応する

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