レビュー
両手に収まる小さなPCにUSB4とOCuLinkで外付けGPUをつないでみた 「AYANEO AG01 Starship Graphics」の性能をじっくり検証(3/4 ページ)
外で遊ぶ分には良いが、自室という環境になると非力さが気になってしまうポータブルゲーミングPCやUMPC。これらを手軽にパワーアップし、高速化するのがeGPUだ。AYANEOが手掛けた小型のeGPU「AYANEO AG01 Starship Graphics」で、どれだけ高速化できるのか試してみた。
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ONEXPLAYER X1 mini
こちらでも同様のテストを行っていく。なお、OCuLinkで接続する場合、USB4接続のようなホットプラグというわけにはいかない。ホスト側の電源を切ってから接続して起動する必要がある。
STEEL NOMAD
ONEXPLAYER X1 mini単体で5回計測した平均値は517.8であった。TDPを100Wに設定したAG01と接続すると1946.4、120Wでは1995となった。なお、平均フレームレートは順に5.18FPS、19.46FPS、19.95FPSとなり、3倍以上の高速化を図れた。
TIME SPY
こちらも単体では3314.8、AG01と接続した状態で100W設定では9223.8、120Wでは9349.7となった。
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ONEXPLAYER X1 miniは、AYANEO SLIDEより世代の新しいCPUを搭載していることもあり、「普通」の3962と若干上がった。ここにAG01をOCuLink接続し、TDP 100W設定にしたところ1万42となり、さらに120Wでは1万130で、いずれも「快適」となった。2倍以上の高速化が図れたことになる。
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