AYANEOが宇宙に進出!? 地上で“爆速”を実現するかもしれない「AYANEO AG01 Starship Graphics Dock」開封レビュー(1/2 ページ)
AYANEOは、同ブランド初となるeGPU「AYANEO AG01 Starship Graphics Dock」の発送を開始した。本製品はAMD Radeon RX 7600MXTやツールを使わず換装できるSSDスロット採用など機能性の高さだけでなく、他社eGPUと異なり、デザイン性も高い。まずは独特な外観などをレビューしていく。
時間は有限である。多くの人は短い時間で多くのことを成そうとし、誰かが考案した「ライフハック」を駆使して「タイパ」(タイムパフォーマンス)を追求する。SFの世界では、数億光年離れた銀河へ瞬時に跳べる「ワープ航法」が当たり前のように存在する。
それはさておき、AYANEOが宇宙船をモチーフにした外付けGPU(eGPU)「AYANEO AG01 Starship Graphics Dock」(以下、AG01)をリリースした。実機を編集部で入手したので、まずは開封からデザインまで紹介しよう。
AG01、開封の儀
AG01が収められている箱は製品コンセプトが現れていて非常にカッコよく、見ているだけでワクワクするようなパッケージに仕上がっている。
まずは外装フィルムを剥がしていく。続いて箱を開けていこう。
まず目に飛び込んでくるのは、AG01の各部名称図だった。宇宙船の設計図、または見取り図のようで、少し興奮する。
各部名称図を取り除くと、AG01本体が姿を現した。AG01には2色のカラーバリエーションがあるが、先行して販売していたのは、今回のNebula Redだ。
製品サイトの写真を見たときには気付かなかったが、意外なほど大きくて重量感がある。もちろん、製品ページを下までスクロールすれば、サイズや質量のスペックが記載されている。
サイズは実測で243(幅)×114(奥行き)×49(高さ)mm、重量は953gだった。ギリギリ、持ち運べない大きさでもない。
パッケージに含まれているのは本体の他、ACアダプターと各国用のプラグ、OCuLinkケーブル、USBケーブル、取り扱い説明書など。
「持ち運べない大きさでもない」と言ったが、専用端子を備えたACアダプターは大きくて重い。本体と合わせる1652gになってしまう。バッグにいれるには、それなりの覚悟がいりそうだ。
次に、写真を交えながらAG01の概要を紹介したい。
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