「AYANEO Pocket S」は持っているだけでテンション上がる、至高のAndroidデバイス 実機でいろいろ検証してみた(1/5 ページ)
5月30日に天空が国内での取り扱いを発表した「AYANEO Pocket S」。全面ガラス張りのかっこいい見た目が話題になった。AYANEO Pocket S Unmarked Editionをお借りできたので、見た目だけではないその実力をレビューする。
普段から持ち歩くデバイスは、できればカッコイイ方がいい。それは、服を清潔に保つことや靴を磨いておくことと同じで、人の目に触れる機会が多いからだ(例え誰も気にしていないとしても、自分のテンションがアガるからいいのだ)。
「AYANEO Pocket S」シリーズは、持っているだけで“アガる”と言っても過言ではない製品に仕上がっている。今回は同シリーズの「Unmarked Edition」について、概要や仕様の説明とともに、実際に使ってみた所感やベンチマークテストの結果をお届けしよう。
「AYANEO Pocket S」とは?
AYANEO Pocket Sは、6型ディスプレイやゲームコントローラーを搭載するポータブル型のAndroidデバイスだ。Google Playで入手したゲームはもちろん、Steam LinkやXbox Cloud Gaming、GeForce NOWといったクラウドゲームなどもAndroidアプリを通じてプレイ可能だ。
Android向けゲームアプリの一部はコントローラー入力に対応しているが、タッチ操作を前提とした非対応ゲームも少なくない。AYANEO Pocket Sでは、独自の管理アプリ「AYA Quick Tool」内のボタンマッピング機能で、コントローラーの接続に対応していないゲームでも、コントローラーを使えるようにする機能がある。
SoCはSnapdragon G3x Gen 2で、ディスプレイの解像度、メモリ、ストレージ、カラーが異なる計6モデルが用意されている。
- 1080Pモデル
- 12GB/128GB/オブシディアンブラックまたはアイスソウルホワイト
- 16GB/512GB/オブシディアンブラックまたはアイスソウルホワイト
- 1440Pモデル
- 16GB/512GB/オブシディアンブラック(日本の代理店であるハイビーム限定でアイスソウルホワイトも用意されている)
なお、今回試したUnmarked Editionは、カラーがオブシディアンブラック、ストレージは1TBのみとなっている。十字キーの方向を示す「▲」ならびにABXYボタンといった表記が無刻印であることから「Unmarked」というモデル名になっているようだ。
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