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「AYANEO Pocket S」は持っているだけでテンション上がる、至高のAndroidデバイス 実機でいろいろ検証してみた(2/5 ページ)

5月30日に天空が国内での取り扱いを発表した「AYANEO Pocket S」。全面ガラス張りのかっこいい見た目が話題になった。AYANEO Pocket S Unmarked Editionをお借りできたので、見た目だけではないその実力をレビューする。

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段差のない全面ガラスディスプレイが美しい

 パッケージに含まれているのは本体の他、USB Type-C to USB Type-Cケーブル(データ転送と充電用)、クイックスタートガイドで、充電器は含まれていない。

パッケージ
本体と紙類、そしてUSB Type Cケーブルが付属する

 目を引くのは、段差のない全面ガラス張りのフロント部分だろう。ツルンとしていて心地よく、ホコリやごみなどがたまる段差がないので拭き取りやすい

全面ガラス張り
段差のない美しい前面

 サイズ感も確認してみよう。Nintendo Switch、AYANEO SLIDE、iPhone 14との大きさの違いは次のようになった。

Nintendo Switchとの比較
Nintendo Switchとの比較
AYANEO SLIDEとの比較
AYANEO SLIDEとの比較
iPhone 14との比較
ケースを装着したiPhone 14との比較

 重さは実測値で360g、サイズは約21.3(幅)×約8.3(奥行き)×1.2〜2.7(高さ)cmだった。Nintendo Switch(約404g)を携帯する人であれば、問題なく持ち運べるし、ゲームをプレイし続けられるだろう。

 インタフェースは、スマホと同じUSB Type-C端子を1基のみ搭載している。こちらはUSB 3.2 Gen 2規格で、最大10Gbpsのデータ転送とDisplayPort 1.4出力、最大40WのPD(Power Delivery)に対応している。

 左側のゲームパッドにはジョイスティック、十字キーなど、右側のゲームパッドにはABXYボタンとジョイスティック、AYASpace呼び出しボタン、ホーム画面表示ボタンなどが並ぶ。

左側
左側のゲームパッド
右側
右側のゲームパッド

 左側面にはmicroSDメモリーカードスロットが、右側面にはゲーム中でもパフォーマンスを即座に切り替えられるターボキーを搭載する。

左側
microSDメモリーカードスロットを搭載する左側面。本体のストレージ容量は最大512GBまでしか選べないが、microSDメモリーカードで容量を増やせる
右側面
右側面にあるターボキー

 上部には両端にLT/RT、LB/RBボタンの他、各種機能キーや指紋認証センサーと一体になった電源ボタンなどが並ぶ。

上部全体
AYANEO Pocket Sの上部
上部左側
LT、LBボタンと起動中のアプリを表示するアプリ使用履歴ボタン(LC)が並ぶ上部左側。大きめの排気口も見える
上部右側
右側には左から音量ボタン、指紋認証センサーが一体になった電源ボタン、ホームボタン(RC)、RT、RBボタンが並ぶ

 本体下部にはスピーカーや吸気口、マイク端子やUSB Type-C端子を搭載する。

下部
本体下部にはスピーカー、吸気口、マイク、USB Type-C端子などが並ぶ

 背面にはネジなどがなく、こちらもツルンとした印象だ。

背面
背面まで美しい

 続いて実際のパフォーマンスやコントローラー(以降、ゲームパッド)のマッピング方法などを解説する。

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