歴代Windowsのパッケージとシャットダウン音のショート動画が公開される/「Google スプレッドシート」が最大50%高速化 貼り付けやフィルター設定など:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、2月2日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Googleが「Chrome 133」を正式リリース
Googleは2月4日、デスクトップ向けGogole Chomeの安定チャネルをアップデートした。Windows/Mac向けは「v133.0.6943.53/54」、Linux向けは「v133.0.6943.53」で、順次展開される。
このバージョンでは、12件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正されているとのこと。CVE番号が公開されているのは以下の3件で、カッコ内は最大深刻度だ。
- CVE-2025-0444(High):Use after free in Skia.
- CVE-2025-0445(High):Use after free in V8.
- CVE-2025-0451(Medium):Inappropriate implementation in Extensions API.
Chome 133の変更点は、主に内部的なものとなっているが、ユーザーに関係がありそうなものとしては、省エネモードのタブフリーズがアナウンスされている。これは、タブが非表示かつ無音の状態で、CPUのリソースを大量に消費している場合、そのタブをフリーズしてリソースを開放するというものだ。
この他、CSSでテキストの垂直方向の配置をより細かく制御できるようになるなどの調整が行われている。
Googleが「Gemini 2.0」を全てのユーザーに開放
Googleは2月5日、「Gemini 2.0」が誰でも利用可能になったと発表した。
1月30日には、デスクトップ/モバイルの「Gemini」アプリ上で全てのユーザーが「Gemini 2.0 Flash」を利用できるようにしたが、今回は「Google AI Studio」と「Vertex AI」のGemini APIを通じて「Gemini 2.0 Flash」が一般公開された。
これにより、開発者はGemini 2.0 Flashを使用して本番アプリケーションを構築できるようになる。
加えて、上位版となる「Gemini 2.0 Pro」の実験バージョンもリリースされている。Google AI StudioとVertex AIで利用できる他、Gemini AdvancedユーザーはGeminiアプリでも利用可能だ。
また、コスト効率の高い「Gemini 2.0 Flash-Lite」もパブリックプレビューとしてリリースされた。こちらはGoogle AI StudioとVertex AIで利用できる。
この他、推論能力を強化した「Gemini 2.0 Flash Thinking」の試験運用版が、デスクトップとモバイルのGeminiアプリで利用可能になる。
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