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17型2.5KのEHOMEWEI製モバイルディスプレイを試す 5年保証でタッチやペンにも対応モバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

中国EHOMEWEIから、17型でペン入力にも対応したモバイルディスプレイ「RQG-170PW」が登場した。実機を試して分かったことをまとめた。

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 EHOMEWEI(イーホームウェイ)の「RQG-170PW」は、2.5K(2560×1600ピクセル)表示に対応した17型のモバイルディスプレイだ。144Hzのリフレッシュレートに対応する他、タッチ操作およびタッチペンでの入力をサポートするなど機能は豊富で、さらに長期の5年保証まで付属する。国内代理店から機材を借用したので、レビューをお届けしよう。


EHOMEWEI「RQG-170PW」。ボディーサイズは約381(幅)×252(奥行き)×5~15(厚さ)mmある

スペックが高く機能も豊富 保護フィルムなどオプション類も充実

 まずは基本的な仕様をざっと押さえておこう。画面サイズは17型で解像度は2560×1600ピクセルとなる。アスペクト比は16:10で、16:9の製品よりも天地に余裕がある。

 画面はグレア仕様だが、購入時点で保護フィルムが貼られており、実質的にはノングレアとして使用できる。パネルはQLED(量子ドット)で、明るさは400ニト、コントラストは1500:1、DCI-P3の色域カバー率100%に対応している。リフレッシュレートは144Hzで、応答速度も1msと速い。さらにタッチ操作およびスタイラスの利用にも対応するなど、スペックは高くて機能も豊富だ。

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 ボディーは最薄部5mmという薄型設計で、折りたたみ式のスタンドを使って立てる構造になっている。このスタンドは中央がくりぬかれており、USB Type-CおよびHDMIポートはそこに配置されているため、ケーブルを接続した状態でも、隣に並べたノートPCに干渉しない。

 一方でOSDメニュー操作用のボタンやイヤフォンジャックはこのスタンド内側ではなくスタンドの左側面に配置されるなど、レイアウトはやや変則的だ。ちなみに、スタンドにはスピーカーも内蔵されるなどギミックが集中している。


画面サイズは17型だ。開封時点からノングレアの保護フィルムが貼られている

背面。スタンドは背面に折りたためる。プレスリリースでは「別売りアームもマグネットで取り付けOK」とされているが詳細は不明だ

最も垂直寄りに立てた状態。奥行きはかなり狭くて済む

最も開いた状態。タッチ操作でも安定している

スタンドを畳んだ状態。左下にある空間部分の内側にポートが配置されている

横から見たところ。スタンド部分は段差があることが分かる

接続方式はUSB Type-CもしくはHDMIとなる。ポートはスタンド空間部分の内側にある

OSDメニュー操作用のポートおよびイヤフォンジャックはスタンド左側面にある

 ホームページ上の重量表記は1150gだったり1010gだったりと統一されていないが、実機を測った限りでは1001gだった。ボディーはメタル製でそのぶん剛性は高いものの、付属の保護ケースを足すと実測で1213gと、モバイルノートPC本体並みになってしまう。持ち歩く機会が多い人は気をつけたい。

 付属品は、2種類の接続方式ごとのケーブルに加え、電源供給専用のUSB Type-Cケーブル、さらにUSB Standard-A→USB Type-Cケーブルと電源アダプターもセットだ。さらに持ち歩き用のケース、保護フィルム2枚、タッチペンと付属品は充実している。

 ちなみに保護フィルムは、同時発売のタッチ非対応モデルでは1枚のみなので、タッチペンでの操作による摩耗を考慮して2枚付属していると考えてよさそうだ。


重量は実測1001gと、1kgの大台を超えている

持ち歩き用のケースが付属する

ケースはかなりの厚みがあり耐衝撃性は高そうだ

ケース込みでの重量は実測1213gと、モバイルノートPC本体並みだ

付属品一覧。ケーブル2種に加えて給電専用USB Type-Cケーブル、USB Standard-A→USB Type-Cケーブル、電源アダプター、クリーニングクロス、タッチペン、交換用ペン先、さらに(この写真にはないが)ケース、保護フィルム2枚と充実している

電源アダプターはUSB Type-C仕様で最大30Wの出力に対応する
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