レビュー

モバイルディスプレイやタブレットを手軽に固定できる、持ち運べるアームスタンドを試して分かったことモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

アイティプロテックから、モバイルディスプレイなどを固定できるアームスタンド「IPT-MONITOR-MAG」が発売された。早速、実機を試してみた。

取り付け方法は2種類

 このアームと台座からなる「本体」にモバイルディスプレイを取り付けるには、2つの方法がある。1つはVESAマウントを使う方法で、モバイルディスプレイ背面にVESAマウントの穴がある場合、付属の金具をネジで取り付け、それを本製品のアームの先端にあるマグネットに吸着させる。ピッチは75mmに限定されるので注意したい。


取り付け方法はVESAマウント金具(左)経由か、粘着式取り付けマウント(右)経由のいずれかとなる。どちらの場合もアーム本体とは磁力で吸着させる

モバイルディスプレイ(左)にVESAマウント穴があれば、付属のマウント金具(右)を用いるとよい

VESA対応のマウントは、75mmピッチの穴のみに適合する。100mmは非対応なので注意したい

マウント金具(右)をネジで取り付ける。ドライバーも付属している

取り付けたら、本体のアームの先端に吸着させる

マグネットで吸着させた状態。かなり強力で、取り外しに苦労する程だ

正面から見たところ。安定性は高い

横から見たところ。関節をピンと伸ばさない方が安定することが多い

 もう1つの方法は、粘着タイプのマウントを使う方法だ。VESAマウントを搭載していないモバイルディスプレイの背面にこのマウントを両面テープで貼り付けることで、本製品のアームの先端に、磁力による吸着が可能になる。こちらであればモバイルディスプレイだけでなくタブレットなどにも利用可能だ。


VESAマウント穴がない場合は粘着式の取り付けマウント(右)を利用する

粘着式の取り付けマウント。同じものが3枚セットになっている

これをモバイルディスプレイやタブレットに貼り付けることで、本体に吸着可能になる

今回は13インチiPad Airに取り付けてみた

横から見た状態。iPadのボディーに直接ではなく、ケースを介して取り付けた方がよいだろう

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